2017/11/18 13:19
テーマ:釣行記
魚・釣り物:マダイマダイのイラストアマダイアマダイのイラスト 乗合
コメント(10)
イシダイと、あまよくばメイチダイアマダイは松笠揚げができるサイズ一尾。

そんな欲望を抱いて行ってきました。二回目の秀吉丸タイ五目

だた、去年はコミコミで別船にのったため、いまいちどんな釣り物 (つりもの:釣り船で掲げる目標とする魚種や釣法で、もっとも本命とする魚の名前の場合が多い。例としてマダイとか根魚五目等) ががわからず。

今年は、本来の10号船に乗船。

お世話になったのは、葉山あぶずり 秀吉丸さん

秀吉丸

最近リレー釣り物 (つりもの:釣り船で掲げる目標とする魚種や釣法で、もっとも本命とする魚の名前の場合が多い。例としてマダイとか根魚五目等) が多いですが、集中力が切れやすい俺には向いてるかな。

左ミヨシをゲットし、乗船しようとすると、コマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) のバケツがずらり。

おおお、平日で片舷7、8名?すごっ

出船間近になって、予約なしのお客でも来たのか、二艘立てに変更。

俺はミヨシなので当然そのままですが、胴の間 (どうのま:船の中の位置で中央付近(左右両方)を言う) の人もあまり二艘目に移動しません。

3,4名が移動しただけでしたが、それでも片舷6名にまで減って、ホッとしましたね。

ピリピリムードが和やかになりました。

釣り座配置図

朝6時半前に出船して、一路城ケ島沖を目指します。

まず、マダイ釣り。

マダイ釣りポイント

ハリス (はりす:仕掛けの中で針が結ばれている糸。魚に警戒されないように最も細い糸を使う場合が多い) 4号8mを基本として、潮の速さやイナダの周りぐあいで長さは調整。

底からハリス分+クッション+4m上げて、ドラグを緩めてチビチビ糸を引き出して、上からマダイのいる棚へコマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) と共に落とし込む釣法が細かく指示されます。

途中、一か所試しにやってみましたが、全く船中反応がなかったので、そのまま城ケ島沖まで走りました。

相模湾朝焼け

ポイントに着くと、結構多くの船が列をなして軽い船団というか船列。

去年は6m3.5号の二本針でやり、明確なマダイ釣りって感じでもなかったが、今回はあきらかにビシを嫌うマダイを想定した釣り。

4号8mの一本針仕掛けは巻いてあったので、それを選択。

タイ五目 タックル・仕掛け図

水深30~50mぐらいですね。

指示通りにやっていると、お隣さんがマダイヒット!!

しばらくして俺の竿にもアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) !!

ん?お隣さんのは振ってたのに、俺の魚は首を振らない。

イヤイヤをしない青物系><

船長からは、イナダとかじゃない限りマダイは手巻き指示。

でもイナダ程走らないし、とりあえず手巻きであげてみると、サバでした。

その後、竿先クンで、のった魚は、軽い。

あ、でもクビ振ってる!!

手巻きであがってきたのは、小さいけどマダイ君。

ソウダカツオやらたまにイナダも回っていて、オマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) もあります。

少しサイズアップのマダイ二尾目を追釣。

タックル写真

今回は、6mのイシダイを意識した仕掛けばかり作ってきていて、

8mの4号仕掛け2個消費して、ま~一本針仕掛けでいいなら船上でもすぐ結べるけど、マダイも釣れたからいいかと

結んであった3号の8m仕掛けに切り替え。

しばらくして、竿先がグン!

あ、ヤバッ、イナダ乗っちゃった?

って竿先グーーン!!

おっとっと、ジジジっと緩めだったとはいえドラグ (どらぐ:リールが逆転して道糸が出る力を調整するレバー。急な魚の引きに対応できる) が結構でます。

あら、ちょっとここまでのイナダはいないだろう~って感じのイヤイヤはしない猪突猛進系の引き。

3号なんだけどな~っ><

なんて思いながら丁寧にいなし、ドラグ (どらぐ:リールが逆転して道糸が出る力を調整するレバー。急な魚の引きに対応できる) を緩めのまま電動で時間をかけて寄せます。

ミヨシで助かった~とオマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) する方向には走らず、

ごまかしごまかし上げてきて、

大変だったのが、ビシをかごに入れた後、クッションがなくなってから。

暴れるたびにハリス (はりす:仕掛けの中で針が結ばれている糸。魚に警戒されないように最も細い糸を使う場合が多い) を緩めてハリス (はりす:仕掛けの中で針が結ばれている糸。魚に警戒されないように最も細い糸を使う場合が多い) 切れを避けます。

何度も手繰るのを繰り返しやっと見えたのは、思ったよりデカいイナダじゃなく、完全にワラサ^^

お隣さんがタモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) を構えてくれましたが、頭が入っても体はみ出して失敗。

船長がデカいタモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) をもって飛んできてくれて、再度タモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) 入れして無事確保。

ふーーっ。

ってのは俺ではなく

一番ホッとしたのは自分のせいでバラさなくて良かった~とお隣さんでした^^

俺以外の仕掛けの針が一つ、口の同じ場所に残ってましたから、最近誰かバラした魚ですね。

マダイもワラサも釣ったので、マダイポイントはこれで俺だけニコニコしながら15分程ご休憩。

なんとかワラサゲット

その後、場所を移動して、今度はイシダイ狙い。マダイの城ケ島沖が一番遠く、葉山方向に戻りながら、限られたポイントの様子を見ながら拾っていく感じでですかね。

全く違うコマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) ワークを指示されます。


着底して、餌針がかなり落ち (おち:寒くなる時期に魚が深い場所に移動する事) るまでなじませて、底のまま軽くコマセを振り、すぐにハリス+クッションから1m引いた棚に合わせます。

底ベタベタ指示ですね。

6mの仕掛けだとこの潮だと棚ズレそうだな~なんて思いながらやってましたが、船中でイシダイやらキントキやら、

そして本日釣りたかったメイチダイもあがります。なんか南房の魚だな~黒潮がここだけ届くのかな~^^

欲望マックス状態です。

ただ、6mじゃまずいなと、仕掛けを4.5mに詰め、クッションも1mから50cmに変えました。

変えて一投目、

クーーン!

とひったくるような乗り方で指示のあったアワセも軽くだけして、

首振りもあります!!

おおお、来た来た!!こりゃイシダイか、あまよくばメイチ?

とニコニコ状態で、手巻きでウンショ、ウンショと上がってきたのは

あ、色違う!!

初のフエフキダイでした!

初フエフキダイ
出典:秀吉丸船長ブログより

船長がタモだししてくれて、 「美味しぃよ~刺身で食ってね!! 」

「このポイントでしか釣れないから! 」とテンションが高まるセリフを吐きます。

「少し寝かした方がいいかも。当日なら薄めに切ってね! 」とのこと。

仲間の船から、アマダイの調子はいまいちとのことで、長めにイシダイを狙いますが、

俺の竿は不発。

続いてアマダイ

葉山沖アマダイ 仕掛け・タックル図

水深90~110m。

今度の船長の指示は、小突く (こづく:オモリを海底でトントンとたたく動作) 釣り、誘い釣り、待ちの釣りの3種類が細かく紹介され、どれでもどうぞと選択性^^

潮が濁ってるので、持っているなら水中ランプ。クッションも短いのがあるなら付けてねとの話でしたが、

どちらも持っているのに、あえて付けずにやってみます。

潮の感じからしたら、軽めの仕掛けで待ちの釣りが一番良さそうだったのですが、

今回LTタックル (たっくる:釣竿やリール、仕掛けなどの釣り道具一式のこと) でやったため、軽くてうれしくて、どうにも誘いっぱなし。

ダメダメと思いながらも誘い続けて、少し残業してくれましたが、午後2時半ぐらいまでやって撃沈。

わかっちゃいるのにね~

ま~船長のアドバイスも無視したし、魚もあるからいいかなって感じです。

最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、マダイ3(~37cm)、ワラサ1(72cm)、フエフキダイ1(40cm)、カイワリ1、サバ2(1リリース)、ソウダガツオ2(1リリース、1他のお客に進呈)、以下リリース(トラギス3、エソ1、キダイ2)

ワラサ

マダイ、フエフキダイ他

船中釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) はマダイ・イシダイ 0~3枚(船中16)、アマダイ0~2(船中7)

狙ったのは、イシダイ、メイチダイ、アマダイ

釣れたのは、マダイワラサ、フエフキダイ

じぇんじぇん違う。

やっぱ殺気がダメなんだろう><

ともあれ、3種類の釣り物 (つりもの:釣り船で掲げる目標とする魚種や釣法で、もっとも本命とする魚の名前の場合が多い。例としてマダイとか根魚五目等) を一度に狙う感じで飽きず、そんなにいい日ではなかった感じでも結構釣れたので、

こりゃ混むのも仕方がないか。

船長は、マダイ釣りで電動で巻きだしたお客に、

「何度も言うけどマダイは手巻き!バラしたらそのポイントの食いが落ちる!いい加減な気持ちでやらないように! 」

と、強めのダメ出し放送^^してました。

えっ!いい加減な気持ちダメなの?と笑っちゃいましたが、

多くのお客が乗っているので当然とはいえ、細かい指示と熱く厳しい面が船の釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) に表れているんだと思います。

合間に俺のクーラーを開けて、ワラサ全体が水に浸っているかをチェックしに来てくれて 「OK! 」と一言。

魚を大事にする意識もいいですね。

混んでいても別船にお客が移らないのは、そういう事ね。

沖上がり直前に、この釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) 写真を撮りましたが、箱の上に魚を乗せて、下から自分で箱をもって二種類のカメラで撮影。

宿の釣果写真
出典:秀吉丸船長ブログより

ここまでやる?みたいな感じで笑えましたが、

続けて乗るには熱すぎるが、たまに乗るには非常にいい船って感じでした。

帰宅して、他の魚を下処理して、ワラサを捌いてみると、

ん、脂がない!!

ちょっと脂のノリは悪いですね。とりあえず腹周辺を刺身で食べてみましたが、案の定の味だったので、

ワラサ刺身

ゴマ油に塩を混ぜて付けて食べると、おお、美味い!!

後でブリしゃぶでもやろうかと思いますが、ちょっと工夫がいりそうだな。

餌用に持って帰ったサバは、開けてみると、あ、美味そう!!

って事でサバ味噌にしたら、やっぱり美味かったです。

サバ味噌煮

ワラサさん、サバさん、ごちそうさまでした。

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Re:
>スパ郎さん
ドラグ性能とテンションに合わせて巻ける電動なら、俺も手巻きより上手かもだな^^
遊びにきたのに怒られたお客さん、シュンとしてたのには笑っちゃいましたけどね。
俺は楽巻の電動だ!と直訴すればOKだと思いますよ!厳しいけど理不尽な事は言わなそうな船長だったので。
うぞっ
2017/11/20 12:29:30
>>返信

おっ!いい釣りしましたねぇ~。
秀吉丸さん、いいお宿のようですが、ワタシは乗れないな。。。
だって鯛は電動で上げる派なんだもん。
FMの楽巻モードのほうが、ワタシの下手な手巻きより上手だと
思ってますからね。。。(^^ゞ
スパ郎
2017/11/20 12:17:30
>>返信
Re:
>すずきんさん
週末に風吹くケースが多いですね~><
今回は席が良かったので、後は船長に釣らせてもらった感じです。
基本要素からしっかり指示がでるので、初心者にはバタバタして厳しくとも初級者には勉強になる宿でしたね。
うぞっ
2017/11/20 10:38:55
>>返信

いやいや、良い釣りしてますねぇ~^^v
最近、週末になると天気が悪くてストレス溜まりまくりです。
いろんな魚でいろんな誘い方がありますが、鯛族のそれはコマセ釣りの基本要素がてんこ盛りで、腕の差が出る釣りの一つ。
さすがの釣果ですね、おみごとぉ~^^v
すずきん
2017/11/20 09:20:28
>>返信
Re:
>なべさん
ワラサは、ミヨシじゃなかったら無理だったと思います。クッションとドラグと竿でなんとかなっても、糸を手繰るのには、時間かかりましたね
あの船には一度乗ると勉強になることが多いとおもいますので、ぜひ!
うぞっ
2017/11/19 11:07:46
>>返信
Re:
>tenjikuaoiさん
魚の都合と、人間の都合は相容れないものですからね
殺気を魚種別に出せるようになれば、ある意味すごいです
うぞっ
2017/11/19 11:04:08
>>返信
Re:
>まるかつさん
かなりポイントは狭くて限定された感じだったですよ!この宿だけあがる魚も多いのは、温泉でも地下で沸いてんじゃないかと(^^)
ワラサは味をたす料理にします
うぞっ
2017/11/19 11:00:43
>>返信

うぞっさん
確かに五目釣りですね!
って、次から次へと慌ただしいっす(^^;;
3号で冷静にワラサ上げたのは流石です!
目標は未達でも、満足度ソコソコの釣果だったのでは?
秀吉10号船はキハダも人気ですよね。いつか乗ってみたい(^^)
なべ
2017/11/18 20:36:03
>>返信

私も一昨日、
狙った魚:マダイ
釣れた魚:イナダ、カンパチ、アカメフグ、ショウサイフグ、アカハタ
でした。
殺気の問題なんですかね笑
tenjikuaoi
2017/11/18 19:46:19
>>返信

この辺りでフエフキダイが釣れるんですね。
食べたことはありませんが、皮ギシが美味しそうな感じがします。湯霜造りが良いんじゃないですか?
皮を引いた刺身と食べ比べてみてください。
困ったワラサは鍋よりもステーキ、唐揚げでしょう。
まるかつ
2017/11/18 17:14:27
>>返信

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