しかも、やったことがないカツオ釣り^^
嫌いなわけじゃなくて、青物 (あおもの:プランクトンや小魚をおっかけて海水面近くを泳ぐ遊泳力のある回遊する魚で、青みや緑がかった魚の事。ブリ、ヒラマサ、シイラ、サバなどが代表例) ってサイズがあるので、一本釣ったら満足してしまう性分の人間なので、狙って釣る船にあまり足が向かないだけ。ワラサとかも同じ理由。
釣りたいし、食べたい気持ちはあるんですよね~。
たくさん釣れたら困るな~と思ってるだけで、悩むほどの腕になってから考えるべきって結論での出陣です。
2週間前に、同じ釣り物で台風直撃によるお流れがあったので、タックル (たっくる:釣竿やリール、仕掛けなどの釣り道具一式のこと) 自体は手持ちでなんとかなりそうって事は確認してました。
もともとタックルにお金をかけない人間ですけど、青物 (あおもの:プランクトンや小魚をおっかけて海水面近くを泳ぐ遊泳力のある回遊する魚で、青みや緑がかった魚の事。ブリ、ヒラマサ、シイラ、サバなどが代表例) はそれなりのスペックはいるしね。
台風直撃はかなり前の段階でわかってたので、仕掛けは作ってなかったため、用意は必要。
ま~直前用意はしょっちゅうなので問題ないのですが、糸と針とかもないから釣具屋へも出動。
深場とかで全部南方延縄結びとかしてるので慣れてるし、カツオ用とマグロ用をいくつかサクサク結んでおきました。ただ、マグロ仕掛けのハリス 「太っ! 」
ナイロンはメヌケで経験あるが、フロロ24号なんて初めてで、 「硬っ! 」
しなやかなフロロ (ふろろ:ハリス等に使用される糸の種類で、フロロカーボンを短縮したもの。ナイロンよりも伸びが少なく、比重が重いので沈下速度が速い) って奴を買ったんだけど><
こりゃ現場でやると、結ぶのはいいとしても緩みとか曲げとか甘くなってミスるかもな。ナメちゃダメレーダーが発動。
太いからいいかと思ったけど、マグロの方は真面目に用意しとこ!
慣れないものを扱うと、なんか意味不明のテンションが高まります。
お世話になったのは、長井 かねい丸さん。

帰港後撮影
参加者は、
あかべーさん 中村さん 時姐さん 今やん うぞっ マルッチPPさん(幹事)の6名
中村さんは初めましてですね。
港は何度も行ってるが、船も初めて。
朝4:30分集合で、この地域にしては少し早めですね。
朝、車で高速まで下道を走っていると、
「そこのアウトバック!道の端によせてください! 」
と、サイレンとかは鳴らさず、パトカーに止められました。
「アウトバックじゃないけど俺だろうな!なんかした? 」
職質とかは滅多にないが、車を止めたら警官が寄ってきて、
警官 「びっくりさせてごめんなさい。安全???(<-忘れた)の一環で、刃物とか持ってませんか? 」
うぞっ 「持ってますよ! 」
そりゃ釣りですから、鋭利なギャフ (ぎゃふ:先端がとがったカギ状の魚の取り込み用の道具。魚かぎ。タモ網で取り込めない大きな魚などに使う) とかナイフとかヤバい物もってますわな。
うぞっ 「いまから釣りなので、後ろにのってます 」
と荷台辺りをライトで照らしながら覗き込んで、竿とかクーラーを乗ってるので納得したらしく
警官 「運転席周りはありますか? 」
うぞっ 「ないですね!時間は余裕があるので好きにどうぞ! 」って降りたら、ほぼ確認せず、釣り好きの警官が一人いて、
「何釣りですか? 」 「どこの船ですか 」
と、釣りの質問がはじまりました。速攻で職質終了。
人相とかならま~仕方がないとして、暗い中の後ろからで、なぜ俺が目をつけられた?
ま~いいか。
そのままちょっと早めに港について、今やんの車を見つけたので横に付けて寝てたら、ほどなく皆さん集合。
船着き場直前の駐車場ではなく、少し離れているので軽トラで荷物は運んでくれるそうです。
まるっちさんクジで順番が決められ、一番から好きな場所を選んでいく感じ。
2番クジで右トモにしました。

朝5時過ぎ、河岸払い (かしばらい:船を離岸し、海に出る事) 。

相模湾のど真ん中に向かって走ります。
途中、船長は双眼鏡を覗いたりして周囲を確認しながら、一時間半走り、結局既にあつまってる船団に寄せました。

最初は、マグロ用の仕掛け。
ワクワクで投入~。
水深30m前後の指定が多かったですね
さすがにこの竿じゃあおってコマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) を出すのはやりにくい。
船団は20艘以上集まってます。テンションあがりますね~。
ただ、誰の竿も突っ込んでいない。
船首でシャクリ (しゃくり:竿を上下して仕掛けや餌を水中で躍らせること) 続けているルアーアングラー達は大変そうだな~
ほぼ置き竿 (おきざお:竿を手に持たないで竿掛けなどに置いた状態でアタリを待つこと) で、竿先が突っ込むのを待ちます。

反応はあるみたいなんですが、誰の竿も変化なし。付け餌もきれいなまま帰ってきます。
と、リールが竿から脱落しました。ビックリした~。
あははは、つける場所がなんか一つズレてたw 初心者かよ!みたいなミスを修正して継続。
船団は、スパンカー (すぱんかー:船尾についた2枚組みの帆で、船首を風上に向けるのに使用する) を出さず船が流し直しのたびに反応を追っかけるので、魚の群れがどっちに動いてるかはわかります。
船団自体が生き物の様に動いてる。
でも竿先は動かない。
反応は変わらずあるみたいですが、状況は変わらず、
僚船からか別の群れの情報を得ての移動。

カツオもいるらしいので、どちらでもいいとの話で、カツオ仕掛けに変えます。
移動先にはまた小さな船団があって、そこでは
「上が10m、下は30m 」と、上はカツオの反応、下はマグロの反応らしく
仕掛けに合わせて棚を設定します。
でも、結果は同じ。
全く竿先は変わらず。
マグロ仕掛けに戻しました。
ここでも粘りましたが、お魚達はオキアミ (おきあみ:寄せ餌としてよく使う4cm程度のプランクトンの事。小さいものはアミエビと呼ぶ) が美味しいとは思ってないらしい。
そして後半になって、もう一回大移動。
そこにも大きな船団があって、
おっと、魚がかかっている事を示す青いパトランプが回ってる船がありますね。
なんかやっと魚っ気を感じられる状況。
でもやっぱり竿先に反応ないな~
って思ってたら、
「入った~っ 」と背後の中村さんの竿が結構な角度で突っ込んでます。
おおお、キタ~っっとやり取りを始めようとした途端、
フワッっと竿先が戻りました。
バレ (ばれ:魚がかかったが逃げられること) ましたね。後でみたら針折れだったそうです。
見せてもらいましたけど、ちょっと楕円で叩いたとかで一方向に強度を出してるような針にみえたので、かかり方が悪くてねじれたんですかね。普通は伸ばされる。
見事に折れてました。

ただ、オキアミ (おきあみ:寄せ餌としてよく使う4cm程度のプランクトンの事。小さいものはアミエビと呼ぶ) に反応があったのは確かなので、気持ち新たに突っ込むのを待ちます。
って竿先がフニフニ。
ん、違和感があってこりゃお隣とオマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) ?生体反応ではないな~と
思って回収し始めたら、お隣の今やんも違和感があるらしい。
ただ、絡んでる感じでもないんだけどな~と巻き上げると
おっと、他の船でファイト中の糸が当たっていたみたいで、外してファイト継続できたみたいです。
よかった。
その後も竿先が突っ込む事はなく、ピーカンの中、納竿 (のうかん:釣りを終了すること) です。
クーッ、船中ワンピク。
6名中5名がノーピク (のーぴく:竿を出している間、全くアタリがない事) 。一人が針折れ一回のみという、なかなかな惨敗ですね。
厳しい日でした。魚がオキアミ (おきあみ:寄せ餌としてよく使う4cm程度のプランクトンの事。小さいものはアミエビと呼ぶ) を食べる日に行かないとね。
帰港後、カットわかめ、お茶と、お菓子をもらって帰宅。当然、魚がないので片付けも速攻。
ビールがうめぇ~っ。ピーカンで失った水分がしみわたります。このために行った感じだな。
備忘録としては、さすがに竿は深場の代用だとコマセを撒きにくいな~でした。
皆さんお疲れさまでした。
マルッチさん幹事ありがとうございました。釣れなかったけど快適でした。