デカクロムツのお土産も期待できる源泉丸だと船酔いしまくってるので、三治郎丸さんに電話しました。
3日前に電話した時は最低人数5名に足らず仮予約し、2日前には出船は決定しました。
条件は、餌持参で200号PE4号以下。
ここは、釣り物 (つりもの:釣り船で掲げる目標とする魚種や釣法で、もっとも本命とする魚の名前の場合が多い。例としてマダイとか根魚五目等) は鬼カサゴの看板が立つけど、前行ったときはほとんどの人がアラ狙いだった。今回は俺もアラ狙い。
お世話になったのは、飯岡 三治郎丸さん。

帰港後撮影
朝4時集合で、釣り座は左ミヨシ。お客があつまったら 「時間がもったいないからでるよ~ 」とお客10名で4時20分ごろには河岸払い。

3回目ともなると、すぐ港を出るのは知っているので細かい用意はしないで、船室一番乗りで寝っ転がれました。
たぶん一時間半ぐらい走ってポイント到着?かと思いきや、準備がまだの人もいるだろうからと、ポイント到着少し前にスピードを落とし目にして準備可能な状態でトコトコ。

後でみたら40km近く走ってますね。以前より南よりな感じだが、海が悪いと時間がかかりそう。

さぁ、一尾でいいのでクーラーに丁度はいるぐらいのアラをよろしくです!
最初は水深140mぐらい。
船長が、長しの間の水深の変化やら海底の状況を、流す前に事前に教えてくれます。
「130mぐらいまで徐々に浅くなって、途中根が少しあるよ! 」みたいな感じ。
「潮が緩いので水中ランプとか付けてもいいけど、サバの反応とかサメの状況見て調整して! 」
最初は、水中ランプあり、サバ短、ヤリイカでやってみます。

底について、通常の棚切りで仕掛けが落ち着いたら、竿先を目いっぱい上まで誘いを入れます。それを二回程して反応がなければドスンと落として棚の取り直しと、底への刺激を入れて繰り返す!
って感じで行こう!と誘いを入れてる所で竿先ググッ!!
おおぅ、餌を咥えただけって感じではなく、完全に餌ごと引っ張った感じだったので、オリャ
合わせたら暴れ出します。
さぁ乗った!この後が問題。
そこまで大きくはないが、ぼちぼち重い!!
グッグッっといい感じで3kg以上はありそう
いいね~引っ張りあげて浮きはじめて、続けて暴れています。弱ってくるか、休んでくれよね~っ
なんて思いながら耐えていると、
少しずつ浮いてきても、全く弱らない。休まない。
いやいや、まだわからんぞ~っ
でもやっぱり、全く弱らない、休まない。
無事、浮いてきたのは、ほぼわかっていたいいサイズのサメでした。ヤリイカに食ってました。
ま~ね~。水中ランプはもうお役御免で、削除。

船中は、オニと小アラが上がったみたい!

今日はオニはいいとしても、小アラでもいいのでまず食って!
と、続けていると、食いあげて、おっっとこれもオニが咥えたって感じでもないので即オリャ
乗りました!グングン
さっきよりは軽いが、ぼちぼちいい引き!
今度こそ、休んでね~っって祈って巻き上げてると、
いつまで経っても休みもせず、弱りもせず。
サメでした><
クーーッ。ヤリイカくん。サメに大人気。

まだまだ!と攻めていると、グインと竿先入ります。オリャ!!
暴れるね~っ、竿先がグィグィと引かれます。
おおっ!いいね~っっと、徐々に浮いてきますが、悲しいから暴れすぎ。
ズーッっと元気で、結局浮いてきたのは、今日いちのサメ。
続いては、竿先がやけに細かく震えてユメカサゴ?とか思っても、途中の暴れ方が全く違うな~何?ってのはフグでした。
このままじゃサメの餌付けに来ただけなので、ちょっと休憩がてらヤリイカをやめてコイワシとサバを抱き合わせてやってみます。
と、クンってなんか咥えた!!
今までと違うぞ!っとオニが咥えた?って感じでもなく、なんか咥えてるのはわかるけど・・
えーぃオリャと合わせるといい感じで暴れます。
が、すんなり上がって来るし、ほどなく暴れ方が弱まります。
40~50mで一度大きく暴れてくれれれば、まだオニの可能性もあるし~
の思い虚しくすんなり上がってきます。
浮いてきたのは、思ってる通りのカンコでした。

そうだよね~
その後、徐々に船中でも魚が上がるのが減ってきました。
ヤリイカのゲソだけが食われたりしたので、今度はヤリイカのゲソだけ付けたり光物も戻しはじめます。

と、次も食い上げ (くいあげ:魚が餌をくわえたまま上に泳ぐこと。速く巻き上げないとバレることがおおい) で、合わせると暴れ方がいい!しかもいままでのサメよりも鋭さがあります。
こりゃいいんじゃないの?
ボチボチの重さだし~とワクワクで巻き上げますが、や、休みません!
でもサメって感じでもない、二匹かかってるか?
なんてわずかな望みを胸に上がってきたのは・・・
ニュルニュルくんでした。メダイ
ボチボチのサイズで一尾はほしい奴だけどな~っ
終盤になって、ヤリイカ餌も最後になって、イカゲソでやりますが、
底にいる時に、なんか咥えた!!
あ、こりゃオニか?
もうアラなんて贅沢いわないから、オニさんよろしく!
と咥えているのを確認して、オリャ
おおおっ、いい感じでのりました!
そしてちゃんと休むし途中も暴れる。サイズは小さいけど本命オニだな!
小さくてもオニ食べれるなら~って上がってきたのは、オレンジの・・
ボチボチサイズのユメカサゴでした!
クーッここで君か!
君がかからないように餌を大きくしてるんだが、餌よりは大きいユメカサゴじゃ仕方ないが、虚しい。
ま~いいか、このサイズなら美味しいし!
11時10分頃、時間で納竿 (のうかん:釣りを終了すること) ~っ
撃沈しました。
ま~撃沈覚悟の釣行でしたが、序盤のちょこちょこ食っていた時期に、サメに好かれ過ぎました。

最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、メダイ1(2.2kg)、カンコ(33cm)、ユメカサゴ(31cm)、サバ1→餌に加工、以下フグ1サメ3リリース
船中釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は鬼カサゴ0-3、アラ0-1でした。
帰宅後は、メダイを捌いて味噌漬けやらを仕込み、少しだけ刺身をカルパッチョに。

釣り的には、125~140mの水深で、潮は終始緩く、ミヨシでもあったのでオマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) も俺は2回お隣とだけと、のびのびとサメを釣った感じでした。
ハリス12号でチモト (ちもと:針の根元の糸を結ぶ所) 補強したら、デカいサメもバレる気配さえなしなので強度的には問題ないんだけど、肝心のアラに好かれる所までいきません。
船長の話だと、最近のいいサイズのアラはメタルジグ (みたるじぐ:棒状の金属性のルアーで重量があり沈下速度が速い) が多くて動きに反応するので、アラ狙いの場合はしっかり誘うように言われましたが、200号で一日動かすと体がきついですね。
オニカサゴの確率を上げるならだいぶ釣り方を変えられるんですが、アラだと釣れたことは多々あれど、狙って釣った経験がなく、精度を上げるには釣行を繰り返すしかないか。
ま~潮は緩すぎだったので、活性が低めアルアルで、引き出しが多くないと太刀打ちできない感じでした。
また、次回がんばります。
メダイさん、ごちそうさまでした。