マルッチさんからまた三次郎丸で知り合いが仕立 (したて:チャーター船のこと) てるよとの声をかけてもらったので、出陣です。
この夏オニしゃぶは既にやったので、今回はアラ主体での戦略を練り練り。
サバ餌はストック済みで、できればイカ餌を使いたいが、ヤリイカの餌サイズはもう手に入らないしな~
あと、イカ餌だとどうしても先にサメが食ってきちゃう。結構時間があったのでチョロチョロ考えてました。
程よいスルメイカ餌がネットで売っていたのと、近くのスーパーに小さいケンサキイカがまとめて安価に売ってたので購入。
ただ、ケンサキイカは刺身OKで、あまりにおいしそう!><
釣るイカは大き方がいいが、食べるイカは小さい方が好き。結果、何杯かは人間の餌になってしまいました。
やわらかくて、おいしかった~^^
ま~この忍耐力の無さがどうでるか。
お世話になったのは、飯岡 三次郎丸さん。何度目だろう?遠いのに結構乗ってます。
帰港後撮影
今回は、前回に加えてかんこさん、あかべーさんも追加参戦。片舷は仲間で独占。
朝4時宿に集合でジャンケンして席決め。左トモ二番目に入り、しっかりポイントまで走ります。
この宿は船に乗って荷物を置いたら、電気が消えてすぐ河岸払い (かしばらい:船を離岸し、海に出る事) 。
「途中は休んでて! 」ってことで、早めにアナウンスが入ってポイント近くになっての用意を促されます。
海は穏やか、風もなし。
飯岡沖の朝焼けに癒されます。
一時間程走ったらアナウンスが入ってみな用意を始めます。さらに15分ほど進んでポイント到着。
前のブログを見たら、前回より少し遠くまで来てました。
最初は3000番でPE5号のタックル (たっくる:釣竿やリール、仕掛けなどの釣り道具一式のこと) 、胴突きで上にイカ餌にてアラ狙い。
オニは夏にもう食べたので、アラしゃぶですよね~
もう一回エアコン入れてのしゃぶしゃぶを願って
水深は150mぐらい
着底して、潮はほとんど流れてません。風もなし。海は超凪。
船長はスパンカー (すぱんかー:船尾についた2枚組みの帆で、船首を風上に向けるのに使用する) さえ出しません。
こりゃ何もない時間が当分続くか!っと思っていると、
竿先グンっ!!
おおお、乗った!しかも重いぞ!!
グングンといい暴れ方!!
巻き上げ開始して、途中いなさないと上がってこないぐらい暴れます。
これで上のイカ餌に食いついてて、後半大人しくなってくれたら、すべてが思い通りだわ~
いい暴れ方でニコニコ。たまにいなしながら、上は12号なのでこれくらいじゃ切れない。
でも、いつまでたっても元気。元気さが全く変わらない。
・・・
上がってきたのは、白っぽく、グレーっぽく、いいサイズのサメでした。
イカだからね~。
でも我慢我慢と同じ攻め方をしますが、ちょっとお祭りが多いのでPE5号が影響してるかもとPE4号タックルに変更。これで横とのオマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) はほとんどでなくなりましたが、反対舷とはオマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) しますね~。
潮も風もなく、日差しもきついので、流し (ながし:一つのポイントで釣りを開始して竿を上げるたまでの一単位。通常潮の流れにまかせる流し釣りの場合に使用する。流し終わると別のポイントへ移ったり、同じポイントの場合は潮上まで戻って流しなおしたりする) 変えのたびに船長が船の向きを変えてくれていて、反対舷に大物用の太目のPEがいるんでしょうけど、この深さの宿命でしょうね。
たまのユメカサゴがかかる程度でいい魚がでませんが、そんな中、カンコさんが1kg弱のアラをゲット。
全くアラを狙わずにオニカサゴのみを底ベタベタでやってるそうです。
うーーん。心揺らぐな~。
我慢ならず、俺も太目の天秤 (てんびん:主に仕掛けを沈める時に絡みを防ぐためのL字をした金具) 仕掛けに変更して、底ベタベタ&上まで誘いに変更。
でもサメ上等で、イカ餌だけは続けます。たまに高級ケンサキイカを投入してグルメのアラのご機嫌取り。
中盤以降、さらに潮が緩くなり、アタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) が減った頃、カンコさんの竿に大物が。
「サメだよっ! 」ってカンコさんは言ってますが、
後半若干大人しくなってきて、上がってきたのは
アラ3.8kg
タモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) 取りしたら、重っ!!
小さな餌で市販の細いオニカサゴ仕掛けで、棚を取り直す時に乗ったそうです。
少し餌が浮いた時にアラの目の前にいい感じに餌がきたんでしょうね~
途中、まるっちさんが、 「カンコいるひと~っ 」って言ってたので
「いる~っ 」って即手を挙げました。反対舷のお仲間は、前回同様に連荘のグループで、前日爆釣してたので、もうカンコはいらないってことなんでしょう。
こちとらクーラーは寂しい状態なので、小さいカンコでも持って帰りたい。
しばらくすると、どでかいカンコを抱えてきてくれました。
あははは、想定外の大きさ。わらっちゃいました。こんなにデカくなるんだ!
大声て 「ありがとう 」と叫び、
クーラーの中にドスンと鎮座。なんか釣ってないのにすごい満足感。
続いて、オレとカンコさんの餌にタコベイトみたいなものが・・
なんだこれ?
写真はカンコさんについてきたやつ。
この後、まともな魚はかからず、ユメカサゴのマシなサイズを一尾だけクーラーに入れただけ。
そのまま11時過ぎに時間で納竿 (のうかん:釣りを終了すること) ~っ
自分は釣っていない魚のために、追加の氷をお願いしました。釣ってないのに^^
最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は本命のオニ、アラともゼロ。
船中釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、オニ0~3、アラ0~2 カンコさんのアラ3.8kgが最大ですね。
上のユメカサゴは俺の唯一の持ち帰り釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) で、もらった魚との差が・・・^^おそろしい。
左舷 (さげん:船の船首に向かって左側) はマルッチさんと、カンコさんがアラ2尾。オニはゼロでしたが反対舷は2kgのオニが上がったみたいです。
エンジン流しで船も回してるので、釣果の偏りは運でしょうが、アラはある程度泳ぐので四隅に偏るけど、オニは胴の間にもチャンスはありそうなものだけどな~左舷 (さげん:船の船首に向かって左側) 撃沈でした。
でも、釣ってないのになぜか俺のクーラーは重い。むちゃくちゃ重い。
帰宅後カンコを測ると、4.12kg。でかいってw
内臓を落として胃袋と肝を食べてみましたが、胃袋は薄く切ってポン酢で食べても旨味がないな~ソテーみたいな方がよかったかな。肝はデカかったですが濃厚さはなし。ん~やっぱり胃袋と肝はオニとは雲泥の差。
カンコの身はおいしそうだったし、刺身で寝かして食べる魚でもないので、鍋にでもして楽しみます。
暑かったですが、海に出るとやっぱり楽しいですね。
カンコさん、ごちそうさまでした。
ナベさん幹事、マルッチさん幹事の幹事ありがとうございました。。