一番の難関は、頭です。
ちゃんと顎中心から包丁を入れれば割れるはずですが、トライしてみて瞬殺で諦めました。
硬いって!
頭を落とす時でさえ、背骨のつなぎ目に包丁を入れても切れない。
大変でした。
表面のぬるぬるが臭みのもとなので、しっかりゴシゴシ落とします。
それで、怪獣の見た目の表面に塩をまぶして匂いが残る水分を吸い取ってる図。
その後熱湯を表面にかけて匂いヨワヨワ対策は終了。
頭を割る事ができなかったけど、頭を動かしながら煮付けました。
出来上がったのは、どっちが上?みたいな仕上がり。
頭を上にしたいが、少しでも煮汁に身を漬けないとね。見た目より味重視。
巨大なホホ肉が露出してます。
なんか身がブリンブリンで箸では取り切れず、ナイフとフォークを取り出して、ほぼ発掘作業のように食べました。
このブリブリ感と脂の旨味が潜む身の味が最高。オニカサゴどころではないホホ肉の厚み。
おいしかったですわ~。
食べ終わった煮汁の写真。
これが脂の乗りを物語ります。
あと、一番おいしかったのはカマの煮付けですね。
普通は塩焼きにするんですが、グリルで中身まで火を通せる気がしなかったので、煮付けました。
この筋肉の塊は、鶏肉のごとくです。噛みしめるほどに美味しい巨大な身で、身の量も多くて、この日の食事は次の料理をやめたほどです。
朝にも味噌漬けにして食べてます。
味噌漬けも身がついつい大きく厚くなってしまい、焼くのが大変。
これも旨い。
身はまだまだあるんですが、釣ってないカンコ。美味しく楽しんでます。
カンコさん、ごちそうさまでした。