カンネコ根仕様の仕掛けを作っちゃったけど仁徳丸は予約一杯みたいだし、どうせ混むし、乗合 (のりあい:釣り人が集まってのる釣り船形態) の殺気は苦手だし。
さぁどうする?
じゃ、鹿島なら出るんじゃない?鹿島からカンネコに行った事はないけど、船での移動が増えるとは言え波崎程の殺気はないのでは?という勝手な願望で予約しました。
4:30集合、おもり120号(150号) PE3/4号 餌はホタルイカが宿で買えるとの事。仕立 (したて:チャーター船のこと) てとほぼ同じ仕様なので修正はなし。釣り座は先着順。
鹿島港って長い事行った記憶がないな~。調べてみると2017年のヤリイカ釣行以来でしかも鹿島港。新港を見に行った記憶はあるが、船に乗った記憶が浮かんでこないので、もしかして鹿島新港は初かもしれない。
お世話になったのは、3連続お初の宿、鹿島新港 宗和丸さん。「そうかつまる 」って読めないよね。

カンネコ根は二年ぶりで、胴突きの2本針なのでま~やれることは限定的。前回のブログを読んでみると少し修正が必要かなということで手を加えました。
外道 (げどう:狙っていない種類の魚のこと) との戦いになるのがアカムツ釣りですが、ギリギリを攻めるか安定を狙うかで構成が変わります。市販仕掛けとかにある時合で確実に本命を取る釣り方が基本だと思いますが、自分は飽き性なのでギリギリを攻めて条件出しで最適化を進めて行きます。その方が集中力が維持できるけどリスキーでもある。時合の瞬間に外道 (げどう:狙っていない種類の魚のこと) の餌食になってるってのが、アカムツアルアル。
朝、休憩所で常連さんと少し話したら、どうも2日前の台風明けに波崎の船が軒並み規定数に達したのに、宗和丸さんはトップ1尾と撃沈したらしい。常連さんの話ではポイントが小さく、朝の数流し (ながし:一つのポイントで釣りを開始して竿を上げるたまでの一単位。通常潮の流れにまかせる流し釣りの場合に使用する。流し終わると別のポイントへ移ったり、同じポイントの場合は潮上まで戻って流しなおしたりする) で波崎の船が全部釣っちゃって鹿島からだと出遅れるから釣れなかったみたいな話をされている。
いやいや、多少はそういう面あるかもだけど、あの広いポイントのカンネコで朝一だけのサービスタイムは首を傾げるし、群れにうまく当たらなかっただけじゃない?後、考えられるのは台風明けでウネリとかが残ってたら、仕掛けを止められる人が少なかったとか。釣法が定まってなかった頃は海が荒れると釣れない魚だったけど、今はそんなことない。差は出やすくなるが釣り方で対応できる。若女将(宿の娘?)もサービスタイムってのは疑問らしく、とは言え今日は早めに出船したいとは思ってるらしい。さらに今日は若船長じゃなく親父船長が操船。どっちにしろまた聞きだし初めてなので良くわからんけど。
釣り座 (つりざ:船上で釣り人が座る位置) は先着順でトモは埋まってたので右ミヨシを選択。大きな船でお客8名との事で、どこでもいい感じですね。

店前に船がつけられ、車も船前に停められ、潮の干満で高くても低くても乗り降りしやすく選べるステップが設計されていて、非常に楽に乗り込めました。片貝旧港も良かったが、ここは今までで一番出来の良い桟橋の設計でしたね。
4時半集合ですが、5時よりだいぶ前に出船で、燃費ガン無視で船長バカっぱやに飛ばします。あははは、出遅れたくない感が・・・

常連的には一時間では着かないそうですが、たぶん一時間を切ってカンネコ根に到着。ただ、波崎の船は既にしっかり大きめの船団になって通常営業中。
完全に出遅れなんじゃない^^?

波崎からは20km弱、鹿島新港からは28kmぐらいですね。
中乗り (なかのり:船に同乗して釣り人のお世話をする人。余裕があると一緒に釣りをする事が多い) 中の若女将と波崎の船をジーッっと観察しましたが、サービスタイムでウハウハしてる感は全くなし。出遅れ説はやっぱちがうな。
そのまま、船団と共に釣り開始!水深110m強。

今のカンネコ根はどうなのかな~と捨て糸 (すていと:胴突き仕掛けで、一番下の針の分岐からオモリまでの糸の事。根掛かり時に切れる事を期待して、細めの糸を結ぶことが多い) 60cmバージョンで遊んでみます。
降ろしてみると、潮はボチボチ流れていて潮向きは左ミヨシが潮先 (しおさき:潮が流れる先の方。船釣りの場合は船が流されて船の中で最初にポイントに接する位置で、寄せ餌を撒く場合でも寄せ餌が流れ着く方向になるため、釣れやすいことが多い) ですね。右ミヨシだと少し抱え込む感じにはなれどミヨシなので糸を多少出してもオマツリにはならない感じで、なんとかなるな。
しばらくして、案の定、潮先先頭の左ミヨシが本命を上げました。となると俺も先側2、3番手にいるので・・・と集中してると竿先ビクッ
あ、乗った!と竿先を上げて乗りを確認して巻き上げをやんわりオン!!
おおっ小さいけど一応本命っぽいぞ~っ。断続的に暴れてくれます。
あがってきたのは、小さいながら本命のルビー君。一尾釣れるとホッっとしますね。若女将曰く、この群れで船中3尾あがったそうです。

宗和丸さんのHPより転載

ただ、想定と違ったのは、2本針の上ですね。
今回は2本針の下は無発光、上は発光系装飾のセットアップにしてます。これが二年前の情報で変えた部分。

続けますが、捨て糸60cmにも関わらず、外道 (げどう:狙っていない種類の魚のこと) も全くかかりません。
続いても小さいながら上の針に本命。
こりゃ、光ってる方が釣れるのか?と2本とも発光装飾にし、上が連荘なので捨て糸 (すていと:胴突き仕掛けで、一番下の針の分岐からオモリまでの糸の事。根掛かり時に切れる事を期待して、細めの糸を結ぶことが多い) 90cmの仕掛けに変更。
と、今度はアカムツ特有のビクッとアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) だけが繰り返し出ますが、乗せれません。乗せきれずアタリが止まってあげてみると2本とも餌だけシャブシャブされました。
棚はこの周辺で良さそうだが、結構餌は小さくしてるし、テンションを緩めてる時に当たったのに乗せられないとは腕がないな~
もう一段餌を小さくして、今度は乗りました!っと、10mも巻かないうちにバレ (ばれ:魚がかかったが逃げられること) ました。
ガーン。下手くそ。
その後、本命を追加しましたが、次の投入で続けて乗せたのに後30mぐらいの所でもう一尾バレ (ばれ:魚がかかったが逃げられること) ました。今日は良くバラす~><
見ると電動リールの巻き上げが定速ではなく楽々モード。大物じゃないからテンションを維持するような動きを勝手にしてバレ (ばれ:魚がかかったが逃げられること) たとは思えないけど、普段の定速に設定します。

中盤以降少しアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) が減りましたが、それでもポツポツと本命を追加。捨て糸は90cmにしてましたが、下の針の装飾も発光タイプにしてから下の針にも本命はかかります。
やっぱり下にもいることはいるが、今日は光物も大事。
ただ、右胴の間のアカムツ初挑戦のおじいちゃんは、市販仕掛けでダブルを2回やってましたがから、上にも結構浮いてるからしっかり捨て糸 (すていと:胴突き仕掛けで、一番下の針の分岐からオモリまでの糸の事。根掛かり時に切れる事を期待して、細めの糸を結ぶことが多い) を取るのが正解なんだろうな~って感じ。3本針とかにできるならそれが一番いい日だな。
後半は、潮向きも潮先有利が完全になくなり抱え込むのもきつくなり、釣りづらくなってきました。本命のアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) も減り、集中力維持のためもあって発光タイプのまま捨て糸を60cmに詰めたら、今度は上の針に小さい本命。下げ過ぎなのは知ってる。
最後の最後に、定番本命のチビドンコを下の針で釣って、納竿 (のうかん:釣りを終了すること) ~っ。
晴れ間も出て、甲板に寝っ転がって港に戻ります。

最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、アカムツ7尾(~28cm)、チビサバ3(2リリース、1餌に加工)、ドンコ1(リリース)。

宗和丸さんのHPより転載
結構失敗しましたが、それでも7尾釣れれば良しですね。
船中釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は2~8尾とのこと。平均的に4,5尾は釣ってたので、2日前の撃沈のリベンジになったのでは。
サイズがいいのが混じらなかったのが残念ですが、シーズン最初じゃないとカンネコで良型は厳しく確率が低いのは今に始まった事でもないですしね。新しい群れが入ればいいですね。とにかくアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) がボチボチでたので楽しめました。アタリの出方から見ると群れの規模は小さめで、上にも広がり、外道が少ないってのが今回のカンネコ。
帰港したら、宿から釜揚げシラスと栗の渋皮煮をお土産にくれました。しかも、生シラスも食べさせてもらいました。こりゃ最高!で美味しかったです。



釣法的には、発光系の装飾にも変えられるように準備は必須だと思います。外道が圧倒的に少なかったのと、魚は2年前と同様に結構上にも広がってますね。外道の活性 (かっせい:魚の食い気が良さ) も低かったので、捨て糸を詰めても問題ないけど、上にしっかりいて2本針限定となると、捨て糸を1m取って釣った方が釣れますね。続けていくなら自分も1mの捨て糸から始める。
宿は確かに少し波崎よりはポイントまで遠いけど、船も大きくて快適だったし、なんせ客が8名だったのでトラブルも少なかった。桟橋も乗り降りがしやすかった上、お土産もついたのはビックリです。
そして、乗合でのアカムツなのに、殺気ゼロでした。ゼロってのも想定外。2日前の撃沈が効いたのかもね。
終盤船長がスパンカー (すぱんかー:船尾についた2枚組みの帆で、船首を風上に向けるのに使用する) を畳んだら、少し船が回転して釣りにくかったけど、風はあったのになぜ畳んだんだろう?


帰宅後、アカムツは7尾ともご夫婦ご在宅。

兄宅に2尾置いてきて、一尾を塩焼き、内臓は状態の良い真子と肝を小さい一尾と煮付け(写真なし)て食べました。

小さくてもやっぱりアカムツですね。特に塩焼きは脂がグリルにボトボト落ちて香りが凄く絶品。
アカムツさん、ごちそうさまでした。

















