もっとも釣りに関係ない話


政治家は議論が大事!って言いますが、各人が高い意識をもって自分の意見を持たないと、議論はできませんし、政治家も選べません。ってことで


震災以後考えていたエネルギーに対する現在の考えをまとめました。





「ほしい時に物質に蓄積したエネルギーを取り出して利用する」


これが石油、原子力エネルギーが便利たる所以です。


でもって、自然エネルギーは、


「現在存在するエネルギーを現在利用する」


そう、本質的に自然エネルギーには蓄積要素がない!


膨大な時間をかけて地球が蓄積したエネルギーを、好きな場所にまでもっていって利用している石油資源


物質が本来もっているとんでもなく凝縮したエネルギーを利用している原子力


どちらも蓄積しているから、人間の都合のいいときに利用できる。人間のおごりの様な使い方だからこそ、便利でもあるんです。


しかし、自然エネルギーは、いつ得られるか不確定にも関わらず、エネルギーを蓄積する技術、インフラは、圧倒的に遅れてます。


現在のバッテリーで蓄積できる電力量は、消費している電力からすると微々たるものだし、寿命もある。


自然エネルギーは、蓄積する技術が伴わない限り、石油、原子力の代替にはならない!


いまのままではあくまで補間エネルギーです!


自然エネルギーを主眼におくならば、好きなときに好きなだけエネルギーを使うという、ライフスタイルを見直すか、エネルギーを蓄積する技術を開発するしかないんです。


しかし、世の中では、脱原発を叫ぶときに、自然エネルギーを代替にするんだと訴えています。太陽パネルでは、夜は発電できないし、曇れば効率も落ちる。やまない風はない。もともと謙虚さが必要なエネルギーを、たくさんの太陽パネルを設置し、海辺にたくさんの風車を設置すれば、代替になるイメージを植え付けるは楽観的すぎます。いや無責任。


地球全体で考えれば、どこかが晴れているし、どこかで風はおきる。どこかで大潮だし、どこかで雨が降っている。


でも、国土の狭い日本では、ほしいときに安定して利用できるエネルギーは、少ない。(少ないというより使いすぎなんだと思います)


何が必要なのか、何を求めていくのか?そして何を犠牲にするのか?


しっかりリアルに考える必要がある。ほしいもの、響きがいいものだけに飛びつくことは、今は許される時期ではないです!



もうひとつ気になっていること


■ 石油エネルギーの利用の弊害


原子力は、それこそ利用の方法を間違えたら環境を破壊します。その一端をこの震災で目の当たりにしたわけです。


ただ、石油エネルギーだってとんでもなく怖いです。


正直、私は石油エネルギーの方が怖い


原子力は、影響力が大きいとはいえ、どんな影響があるかある程度わかっている。事故の経験もある。


しかし、石油エネルギーに関してはいまいち判明していない。


ただ、地球全体の大気中にある二酸化炭素が増えていることと、ここ最近平均気温があがっていることがわかっているだけです。


石油エネルギーによって二酸化炭素が増えているに違いない!二酸化炭素が増えているから平均気温が増えているに違いない!と叫ばれているだけ。


そして、その影響が今後どうなるか、あまりに曖昧な予想しかできない!そんなレベルです。


もし、石油エネルギーが原因で、環境が破壊されているなら、原子力同様に人間が元に戻せるレベルじゃないですよ!逃げる場所もない!予想もろくにできないんだから、対策だってろくにできません。


こっちのほうがやはり怖い。


原子力は、始末が悪いけど、予想もできるし、対策も少なからず考えれます。


でも、よくわかっていないものほど怖いものはない!


なので、原発を怖がるとともに、火力発電に対する恐怖もしっかり持たないといけない。


皆が漠然と感じている、石油エネルギーを使うことへの罪悪感。無視しないほうがいいです!




■ 原子力発電の構造


今回の福島原発の事故で、日本人の原発の構造の知識は格段に向上したと思います。


原発の説明をきいて、とにかくビックリしたことは、


もっとも安全である作り方をしていると思われていた、原発の構造がおかしくみえること。。


技術系の人なら間違いなく知っているだろう「フェイルセーフ」という考え!これは基本だと思います


予想できないことが起きたら、安全な方向に進むような構造にすることです。


坂道で車を止めるとき、しっかりサイドブレーキを引くことは当然ですが、もしサイドブレーキが壊れても、車が塀などにぶつかって車が下がらないようにハンドルを切っておく。常に安全方向に振れるような処理するのが「フェイルセーフ」です。


何重にも安全対策をすることがフェイルセーフではないです。


うまくいかなくなったときに安全方向ふれることが重要なんです。


今回の事故で、まず、最初に驚いたのが、核反応を止めるための制御棒!


下から上がってくる。


ありえないです。上から落ちてこないなんて!


下から上がってきたほうが作るのが楽なんだと思います。たぶん設計者は、この場合は下から上がってくるほうが確実な構造だと言うんだと思います。でも、それは制御棒が空を飛ぶのか?の答えにハイと言えるならそうです。


でも、重力があるんだから、下からなんて、どこか一点がおかしくなれば止まります。おかしくなった場所を破壊しても、決して上には上がりません。とんでもなく大事な制御棒を挿入するのが、下からなんてありえない。もしかして制御棒は浮くほど軽いんですかね?


そして、とにかく水で冷やすことが大事であるとわかっているにもかかわらず、冷やせなくなったら取り返しがつかなくなることがわかっているにもかかわらず、制御不能時に、水がなだれこんでくる構造になっていない事。


これにもビックリです。


いまだから言えることなのかもしれませんが、フェイルセーフの考え方になっていないことは確かです。


構造上、制御が不能になったら水が流れ込むように作って、なんとかして、原子炉を維持したいから、制御し続けるように東電が努力する。そういう構造になっていない。


温度があがったら無条件で水がなだれ込めばいい。なだれ込まない様に人間がが必死で制御系を守るべき。


安全対策を何重にも重ねるのは、まず、本質的に安全な構造にしてから考えることです。


そんな事は、安全を考える上で基本的な事のはずです。


ミスるのは人間です。性善説も原発程危険なものには適用すべきではない。


テロで攻撃されたらどうするんですか?爆破したら冷やす方向に壊れてもらわないとダメなんです。


電源系を全部爆破したら、水蒸気大爆発で、放射能を地球上に撒き散らす構造になっているんですよ!


壊れにくく作ることはもちろんですが、壊れても安全に作るほうが大事なんです。いまの原発はそうなっていない!


原発が危険というよりは、原発の作り方が危険にみえます。


こんな作りになっているとは、知りませんでした。まったくの無知でした。


私は以前から、使用済みの燃料の処理方法を確定して、かつ安全な構造にした原子力発電の推進派ですが、

この条件がそろわない限り反対です。いまある原発が思っている安全構造になっていないことはわかったので、作りなおせないでしょうから、基本反対するしかないですね。





そして、エネルギーの蓄積技術、インフラ整備の推進をいちばん進めてもらいたい。


各家庭で如何にエネルギーを溜め込むか!それが一番のテーマだと思います。お湯、バッテリー、水素、今後新たな技術も開発可能ですが、はやり時間をかけない限り相当の体積が必要になる。分散するしかないですね。


すでにいくつかの電器メーカーが家庭ベースのバッテリーの試作機を発表してます。


自然エネルギーを利用する上でも、どうしても蓄エネルギーが必要になることを、明確に理解している証ですね。バッテリーがいいとは思いませんが、現在利用可能な技術ではこうなります。


家庭でも、工場でも、分散蓄エネルギーをインフラとして構築する。そうすれば自然エネルギーがはじめて補間から代替になりうる。その可能性がみえてきます。


蓄積できるなら、どんどん自然エネルギーの取り出し方を考えればいい。自然が与えてくれるときににありがたくもらって貯めておけるんです。


そして、溜め込めるエネルギー程度を日々使うライフスタイルを良しとする価値観を育んでいってもよいのではと最近おもっています。


今よりは経済的にはるかに貧しくなると思いますが、精神的に貧しくなることはないと思います。




石油や原子力に少しでも頼らないために!



元来、日本は原子力に不条理なまでに拒絶反応を示すことを許された世界唯一の国家ですが、過去その役を放棄しました。


しかし、今回の事故でまた、不本意にもそれを得てしまったんです。


なら、がんばってみてもいい気がします。