カンボジアの旅行情報(97年4月時点)

(1997年4月での情報)日に日に観光しやすくなっているそうです。カンボジアは、日本で手に入る個人旅行情報が少ないので、気合いを入れて書きました。参考になれば幸いです。
 首都プノンペンで1997年7月内紛が起きてしまった。選挙が終わり、安定を取り戻すまでは、訪れるのは控えた方がいいだろう。非常にかなしい。

治安

 カンボジアといえば安全かどうか一番気になるところだが、私の行ったプノンペンとシェムリアップをうろうろする上では全く問題なかった。通常の海外旅行同様の夜間や一人での行動、大量の現金の持ち歩きなどをしなければ問題なさそうである。
遺跡には密林に囲まれている場合、密林側の門には銃を持った警官が警備しているが、緊張感は感じられなかった。バンテアイスレイに行くときには護衛の武装警官がついてくれ、かつ途中にチェックポイントが設けてあったが、最近は問題は起こってないとのことであった。安全かどうかは何とも言えないが、通常の観光コースには心配なさそうに見えた。
プノンペンからシェムリアップ間のトンレサップをわたる水路についても最近は問題は発生していないと現地の人は言っていた。空路よりは安全とは言いがたいが、東南アジア最大のトンレサップ湖をわたるのも一興だと思う。そらからトンレサップを眺めると、航ってみたい衝動に非常に駆られます。時間があれば是非!
列車による陸路は、危ないという話を聞きました。自粛しましょう。
そうそう、どこに行くにも絶対に道ははずれないように。遺跡周辺でもやはり道をはずれてしまえは地雷があってもおかしくありませんから。

空路

 空路については日本からプノンペンまでの直行便は1997年4月現在ない。そのためバンコクなどで乗り換えが必要である。タイ航空利用でバンコク経由 東京-プノンペン往復とプノンペン-シェムリアップ往復(カンボジア航空)で約9万円でした。

ビザ所得

 空路の場合はプノンペンのポチェントン空港で30日有効の観光ビザが所得可能。4×6センチの写真と20$必要。写真は忘れてもちょっと時間がかかるだけだが、できるだけ用意しておくこと。約20~30分かかる。

通貨

 リアル(RIAL)が現地通貨であるが、観光スポットだけでなく現地民の行くような普通の場所に行っても米ドルがリアル同様に通用する。特にリアルを持つ必要はないが、リアル紙幣には遺跡の絵が描かれているので見ていて楽しい。レートとしては$1=約2600~2700リアル(97/4時点)であった。

言語

 クメール語というかカンボジア語が現地語だが、観光する上では英語が話せれば十分である。その他フランス語、タイ語が通じる。学校ではフランス語と英語を教えると子供が言っていた。最近日本からの観光客が増えたため、ガイドの中では日本語を勉強しはじめる人が増えたようである。しかしシェムリアップの日本語学校の月謝が、$35で高いと嘆いていた。
  人と会ったときは「チョモリアプ・スーア」
  分かれるとき  「チョモリアプ・リーア」
  ありがとう   「オークン」

空港使用税

 プノンペンのポチェントン空港
  国際線 $15
  国内線 $5
 シェムリアップ空港
  国内線のみ $4

気候

 常夏の国ですが4~5月が一番暑いとのことです。5~10月が雨期に当たるそうですが一日中降る訳ではなく1時間ぐらいのスコールの頻度が多いらしいです。4月に行ったのですが1日に1、2回ほど数十分のスコールが来る程度で雨期でなければ傘も必要ありません。

時差

 2時間です。

停電

 常夏の国ですが4~5月が一番暑いとのことです。5~10月が雨期に当たるそうですが一日中降る訳ではなく1時間ぐらいのスコールの頻度が多いらしいです。4月に行ったのですが1日に1、2回ほど数十分のスコールが来る程度で雨期でなければ傘も必要ありません。

アンコール遺跡の見学料

チケット  シャムリアップの観光案内所や見学当日のチェックポイントで購入可能。ふつう宿の人に頼めば買ってきてくれます。
1日   $20
2~3日 $40
4~7日 $60

遺跡群見学方法

 通常シェムリアップに宿泊し、午前中見学したら食後一番暑い時間を避けて2~3時ぐらいまで休憩する。カンボジアの人はどうも昼寝の習慣があるみたいです。移動手段としてはカブの荷台に座席をつけたバイクタクシ-や、車を一日貸し切るのが一般的。ノーヘルバイクは気持ちい~。バイクタクシーはドライバーが野球帽をかぶっているのが目印である。バイクタクシ-だと一日貸し切りで$7~$10、車だと$17~$20がだいたいの相場です。ドライバーは各遺跡入口まで運んでくれて、ハンモックに寝っころがって何時間でも待っていてくれる。すきなだけ気に入った遺跡を眺めていられるので非常にうれしいです。シェムリアップ中心からアンコール遺跡まではだいたい10分ぐらいで行けます。

見学コース
 フランス政府によって考案・整備された遺跡を回るコースがある。このコースに沿って観光すると非常に効率的である。タクシーのドライバーは良くコースを知っているので、行きたい遺跡の名前を話すと、上手にアレンジしてくれます。小回りコースが17km、大回りコースは26kmです。このコース以外にバンテアイ・スレイやロリュオス遺跡があります。

飲食

 アンコールワットのそばにレストラン(&お土産物屋)がある以外は、遺跡周辺には食事ができる場所はほとんどない。シェムリアップまで戻って一息つきながら食事するのが普通である。遺跡の入口には冷たい飲み物を売る売り子や店がたくさんあるので、水分補給には全く困らない。日本語で「おにーさん、コーラ冷たいよー」と、お姉さんがどこで覚えたか声をかけてくる。氷で実にしっかり冷えた水や、ジュースが$1ぐらいで売られている。$1と言っても言い値なので交渉すれば値段はドンドン下がる。めんどくさくなければ時間をかけて値切れる。だいたい半値ぐらいまでは可能である。暑くて汗をかくのであまりトイレは必要ないが、遺跡周辺には極端にトイレは少ない。遺跡内には全くないので、見学に入る前に済ませておいて下さい。おトイレ行きたいからって道を外れて草むらの中に入って行くことのないように。地雷があったら洒落になりません。

服装

 とにかく日差しはきついので帽子、サングラス、日焼け止めは用意しておいた方がいいでしょう。各遺跡には今も仏さんが安置され仏教の信仰の対象になっているので短パンやランニングのようなあまりの軽装は自粛したい。でも白人はお構いなしでした。日焼け止めを塗りまくって遺跡を歩いていると、汗だくだくで子供の時以来にアセモができてしまいました。

物売り&物乞い

 他の東南アジア観光地同様、ご多分に漏れず遺跡周辺には観光客目当ての物売りと物乞いでいっぱいです。時間のある方は値段交渉を楽しんでください。地雷によってハンディキャップを背負ってしまった方もたくさんいますので、しっかり自分のポリシーをもって対処してください。

シェムリアップのホテル

 非常に安く泊まれるゲストハウスから高級ホテルまで急速に宿泊施設が建設されている。シングルで$2ぐらいから選べ、$20ぐらいになるとエアコン、バス・トイレ付きになる。最高級で$80ぐらいのため、手頃な値段で希望にかなったホテルを選ぶことができる。一泊シングル$2のゲストハウスでは、蚊帳付きベットと扇風機があるだげだったが、特に問題はなかった。ただいっぱいあるのでいろんな所に入ってみて、中を見せてもらってから部屋を決めるのが一番です。
土産 おみやげ屋さんのショーケース
順路:飛行機そのままエジプトへ