ナスカの地上絵

ナスカの地上絵(ハチドリ)

遊覧用の小型セスナ
謎のナスカの地上絵
ナスカの地上絵は、空からでないとその全貌は分からないため地元で多くのセスナ観光が企画されている。セスナから見ると、ナスカの地は特別な不毛の平野である。というよりキャンバス以外にあまり人間には使えない土地に見られる。人が住むこともなさそうな乾燥した何も無いこの平地に描かれた地上絵は、私には人間のお遊びに見えた。人が鳥の気持ちになってこの絵を眺める事を夢見た人々の夢と信仰心が作り上げた芸術に思え、この絵が長き時代に残り続けた運命に喜びを感じられた。ここは見るために訪れる場所ではなく、偶然みるのがこの絵であるような気がした。観光に使用する小型セスナは非常にくせ者で、セスナ自体の大きさと天候、とりわけパイロットによるものでこの観光の印象が全く変わってくる。私が乗った6人乗りのセスナのパイロットは、乗客に老人がいないことをいいことに、ぶんぶんと90度の旋回を続け、地上に広がる巨大な絵を眺めるのと気持ち悪さに耐えるのとで精いっぱいであった。乗客5人とも気持ち悪くなったが、老人の乗った他のセスナでは全員大丈夫の機もあり、パイロットによるところが多きようである。これはどうしようもない。
順路:
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