勝浦、大原あたりで良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。 「りょうがた 」もしくは 「りょうけい 」と読む) オニカサゴが釣れているらしいってことで、無理やり一日こじあけて考栄丸さんに電話してみるか~と、

HPチェックをはじめると、え?大原休みなの?第三月曜って結構な港が休みだな~

勝浦あたりで勝丸さんってのがオニカサゴで出てるらしいが、予約がゼロ。

とりあえず電話してみると、なんと、予約最初の人が釣り物 (つりもの:釣り船で掲げる目標とする魚種や釣法で、もっとも本命とする魚の名前の場合が多い。例としてマダイとか根魚五目等) を決められて、しかも一人から出船してくれるとのこと。

うわ~ま~ま~沖に出るだろうに。

大名釣りは申し訳ないから誰か別の客があとから予約を入れることを願って、 「お願いします! 」

お世話になったのは、はじめての宿 勝浦 勝丸さん。

勝浦 勝丸

帰港後撮影

朝、4時集合で、3時過ぎに着くと、すでにもう一人のお客が船前に荷物を置いていた。

良かった~。

周囲は港の荷物運搬のトラックだらけで釣り客の車を止める感じはなく、もう一人のお客が常連オーラを出していたので、 「車どこにつけるの? 」と聞くと建物を挟んだ陸よりに止められるスペースがあると教えてくださった。

船の目の前に車を着けられるので荷物を降ろそうとすると、 「お客は二名らしいから、大船長が胴の間で竿を出して並んで、お宅はミヨシになると思うよ。 」とのこと。

ミヨシ (みよし:船の中の位置で船首側を言う) 寄りに荷物を置いて車を止めに行き、着替えて船前に戻ってくると、すでに大船長が船の準備をはじめていた。

車駐車位置


ほどなく女将さんが来て受付。

大船長がエンジンかけて、電気をつけたら何もなかったのように、無言のまま大船長が俺の荷物を船側で受け取ってくれて、何の指示もないまま俺はミヨシ (みよし:船の中の位置で船首側を言う) に陣取りました。

釣り座配置図


常連オーラは伊達じゃないね~^^

集合時間4時前に河岸払い (かしばらい:船を離岸し、海に出る事) です。

ポコポコゆっくり沖に出ていきます。空は白んでいますが、雲が多く、お楽しみの朝日は見えず残念。

朝日は見えず


燃費節約のためにも早く港を出てゆっくり走ってもらうってのは、少人数での釣行時には好ましい。

35分ぐらい沖に出て、まずは餌のサバ釣り。家に残っていたサビキ (さびき:魚の皮やビニールなどをハリに巻いた擬似バリを何本も付けた仕掛け) 仕掛けのうち、船長にきくとあんまり太いとアジが釣れないよとのことで、ま~サバが釣れればいいので7号ハリスのフラッシャー仕掛けを選択。

サビキセットアップ


船長 「水深150m、途中にも反応出てます! 」

と投入した途端、仕掛けが止まります。

すぐに細めのサバがズラズラ。

餌用サバ


今日の餌としてはこれだけで十分で、あとは人間の餌と釣り用のストックを~と二投目投入。

いきなり仕掛けが止まって、船首側に糸がギュイーンと移動し突っ走ります。

サバとかの比ではない尋常ではない遊泳力。

うわ~でかい青物 (あおもの:プランクトンや小魚をおっかけて海水面近くを泳ぐ遊泳力のある回遊する魚で、青みや緑がかった魚の事。ブリ、ヒラマサ、シイラ、サバなどが代表例) だな~こりゃ。

グイーンと前に糸が引っ張られたら、フッとテンションがなくなりました。

とっさにドラグ (どらぐ:リールが逆転して道糸が出る力を調整するレバー。急な魚の引きに対応できる) を緩める対応力なく、サバズラズラ前提の強めのドラグ (どらぐ:リールが逆転して道糸が出る力を調整するレバー。急な魚の引きに対応できる) だったのでバレました。

でもサバが何尾かかかっていたのであげてみると、途中の針がこんな状態。

一瞬で伸ばされた針


うーん、こりゃあげるところまでは無理だな。

次の投入では、お久しぶりのカガミダイが混じりました。小さいやつは味気なかったが、以前食べた売ってる刺身はボチボチの味だったのでキープ。

船長 「流し変えます。次の場所ではオニカサゴも狙えます。 」

とのことで、別の魚がもっと混じるなら続けてもよかったが、細サバばっかりならと、オニカサゴ狙いにチェンジ!。

オニポイント


仕掛けを切り替えて、釣ったサバから餌を作って、サメが多いとのことで、とりあえず光物は控えめに。

オニカサゴに関する釣行記の画像


船長 「水深130m 」

降ろしてみると、カウンタ値は20mぐらい水深より多く出ます。

少し潮が速いかな~っと思いきや、棚を取り直すとあっという間に海底がない!

おっとと、潮がばかっ速い。底について棚を切る必要もなく。

ちょっと経つと仕掛けが沈んで底にこすれて竿先がクッとアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) っぽく動くが、ほどなくふけあがってしまう感じ。

途中の潮が速いんですかね?とにかく根掛りしないで底にいるのが大変。

お客が少ないので糸をどんどん出せるのが救いですが、ちょっとふけあがるとすぐサバがでかい餌に食いついてきます。

底のサバは、餌用でフラッシャーで釣ったサバよりも大きいので何尾かはクーラーへ。

アタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) がないと200mぐらいまであっという間に糸が出て、そこからはもはや着底しないので、巻き上げて投入しなおし。

PE3号と4号を巻いたリール持ってきてて、最初から3号だしな~

潮に苦戦していると竿先がグィンと入ります。が、暴れっぷりからしたらサメですね。全然あがってこない。ハリス (はりす:仕掛けの中で針が結ばれている糸。魚に警戒されないように最も細い糸を使う場合が多い) 切れ。

続いては、ブルってアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) で少し糸を出してもなんか乗ってる?みたいな感じで、小さなユメカサゴ

今度は、いい感じで竿先が入ります。すぐに乗っていて力強い引き。さっきのサメほどではないが、小さいサメ?

しかも、休まない。休んでよ~って願ってても、結局海面まで暴れ続け、

見えた色は当然赤ではなく、グレーだが、細くはなくて太いグレー。

いいサイズのメダイでした。

とりあえず、食材はゲットだな。このサイズなら一尾で十分。

その後はサバユメカサゴ、そして二尾目のメダイ

もうメダイはいらないな~

船長が 「うちがもらっていい? 」ってことで進呈。

その後、いいアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) があり、咥えてるのを確認してオリャ!

最初のひと暴れと、途中の休みもあり、ちゃんとたまに暴れます。

小さめですが、こりゃ本命でしょ!やっとか~

ってニコニコで上がってきたのは、

赤い、ん?ちょっと細くね?

良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。 「りょうがた 」もしくは 「りょうけい 」と読む) ユメカサゴでした。

残念なユメカサゴ


クーーゥ。持ち帰りサイズですが、鬼と確信してたのでガックシです。

その後も状況は変わらず、サバユメカサゴ、たま~にサメだけですね。3本針でやってみたら、小さいアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) ばかりでて、ユメカサゴのトリプルとかありました。

ユメカサゴが釣れているのでボチボチ底には張り付けているんでしょうけど、本命は食わず。

風が結構強く、バッシャバシャと海水もかかります。日が照ってきたので、冷たくて気持ちいいけど、目に入って痛い!

揺れも激しく、立って釣るのも難しいぐらい。

終盤は、港に戻りながらポイントに寄る感じですが、潮が速いまま。

最後の最後のポイントで、今度は見事に潮が止まりました。

まったくカウンタの水深がズレず、変化もない。

逆にこれじゃ、外道 (げどう:狙っていない種類の魚のこと) も食わず。

そのまま時間で納竿 (のうかん:釣りを終了すること) ~っ

撃沈しました。><

最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、メダイ2(1尾は船長に進呈)、ユメカサゴ10ぐらい?(1尾持ち帰り)、カガミダイ1,サバ20ぐらい?(3尾持ち帰り)

船中本命0でした。

メダイ


ユメカサゴ


カガミダイ


帰港の途中では波しぶきでびしょびしょになるほどで、片付けは港近くになってからにしました。

しかも潮が引きまくってて、船から岸壁に降りるのも大変なくらい。

結構濡れて、雨が降るかもな~と全部着替えを用意しておいてよかったです。

撃沈しましたが、勝丸さんは船は10tでそこまで大きくはないがボチボチあり、オマツリ処理もタモ取りも船長が手伝ってくれるし、一人でも出船してくれるってのを考えると平日乗り合いとしては勝手が良い。ちょっと船は古めでしたが、タワシ、まな板とかも置いてあって、循環水の出がいいので快適でした。

メダイは帰宅後測ると3.5kgあったので食べ応えありそうですね。ユメカサゴは33cmあったので寝かせます。

当日は、メダイとカガミダイの刺身と、カガミダイの肝をフォアグラっぽく調理してみました。

カガミダイ


カガミダイの肝フォアグラ


刺身は非常においしかったですね。どちらの刺身は寿司にもできそうですね。

肝はガガミダイを釣ってすぐ血抜きとかしなかったので、日本酒に漬けても血はできらず、血くさくて俺には無理って感じでした。やっぱ処理大事。

メダイの1/4を味噌漬けにしましたが、まだたくさんあるのでいろいろ料理します。

メダイさん、カガミダイさん、ごちそうさまでした。