秋口のエンガワチャレンジです。

「40cm越えのキントキからエンガワをとって寿司にする 」

ってのがテーマで、たくさん釣りすぎるとウロコ取りで力尽きてしまう釣りでもあるので、匙加減も大事。

秋口を外すといまいち感があるんですが、この時期で良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。 「りょうがた 」もしくは 「りょうけい 」と読む) だと脂がのって美味しい。なので自分にとってはこの季節限定の釣りだが、ヒレがデカいだけあって、引きも強く釣りとしても楽しいのもいい点ですね。


海が良さそうだからと予約を入れたら、なぜか俺だけしかいなくて、なかなか出船が決まりません。天気も海もいいのにな~結局予約は増えず、出船中止。

他の船や釣りの計画に変えられるようにと早めに中止の電話をくれました。50分とかポイントまでかかるらしいので、仕方がないですね。

仕事を調整し、夜になって二日後に予約を入れなおしました。



作った4本針仕掛けの一番下の針は、キントキというより別の根魚 (ねざかな:海底のごつごつとした岩場などに住む魚) が食いつく可能性のスケベ心を添えて、少し強化しました。どちらかというとキントキは上の針で釣る。

でも、こういうのは総じて釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) を下げるんだよね~でもやめられない。

今までの経験からすると、船長の棚指示はすごく正確。なので、最初だけ一番下まで降ろして、潮の流れ、水深、カウンタの誤差を頭の中で補正し、以後は指示棚ビタ止めを心がけます。

後エサは、一応何らかのものは用意するけど自分でも持ってきてねとの話だったので、餌が回転しやすくても持ちも悪いとは言え食いのいいカタクチイワシでいいとてっきり思っていたので、いろいろ用意していこう。

お世話になったのは、乙浜港 しまや丸さん キントキ五目

乙浜 しまや丸


集合5時で、少し前に宿が開いて受付。

5時半出船予定ですが、用意もできたのでと、5時10分に河岸払い (かしばらい:船を離岸し、海に出る事)

乙浜沖の朝焼けを見ての出船です。

乙浜沖の朝焼け


気持ちいいわ~癒される。

布良沖まで1時間の航程をトコトコ進みます。

日の出もみられて最高。船からはことさら綺麗なんですよね~。

南房からの日の出


お客人数は少なく5名。船長の話だと去年なんか20~30尾釣れてて、今年は10尾いくのも大変って話らしく、釣れてないからお客が少ないとの事。
いやいや、10尾釣れたら俺はきついけどね。MAX8尾ぐらいで力尽きる感じ。

釣り座配置図

船長 「風が強いね~途中浅場で様子見てみます! 」と航程の2/3ぐらいで一度仕掛けを降ろします。

水深60m、しかし、船中アタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) なし。

船長 「二枚潮だけど、そんなに潮は速くないね~ 」

もう一回やってみましょうと、反応を探しますが、見つからず。

船長 「ダメだね~走ります! 」

と、本命の沖ポイントまで走りました。

キントキポイント


宿支給餌は冷凍のカタクチイワシで、船長も持ちが悪いのか入手しにくいのかはわからないが、持参の餌でいいよ!的なそぶりがおおい。

確かに持ちも悪いし、回転しやすいので使いにくいのは確か。

とりあえず、上からサバ短、イカ短、サバ短、小イワシでスタートしてみます。

本日のセットアップ


船長 「水深85m、底ね 」

二流し目で、上から二つ目餌を宿のカタクチイワシに変更して誘ってると、船長の 「上げて! 」の声と共にググン!と竿先が入ります。

おおっ、キタッ

竿先の暴れ方ひとつひとつが、グングンと重みがありながらも切れがある!!

いいね~キントキの引きでしょこりゃ!

大きなヒレで断続的ながら休みがほとんどなくて、力強さが続く!

それこそ 「美味そう~っ 」て感じの引きで、ニコニコです。

この暴れっぷりが、この釣りの楽しさでもある。

あがってきたのは、

おおっ、40cmに届きそうな良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。 「りょうがた 」もしくは 「りょうけい 」と読む) チカメキントキ!!

さっそく血抜きしよって、エラにハサミを入れたら、

船長 「いい型じゃん!、写真撮らせて! 」とパシャリ

キントキ一尾目
しまや丸HPより転載

キントキって血の出が良くて、かつ大量に出るんですよね~

写真を撮っていろいろ持ったりしてる内に、周囲やサロペットが血だらけになりました。

血が固まると落ちにくくなるので、掃除するのが大変。

かかっていたのは、結局、宿のカタクチイワシ。

その後も、ポツポツとキントキがかかります。

しかも型がすごくいい。なので、非常に楽しい。

キントキに関する釣行記の画像


その後も、イワシ優勢で、サバ短にも食ってくるけど、並んでると最初に食うのはイワシ。

どんどん餌が、イワシに変わっていきます。

イワシ餌ばかり


ただ、海は結構荒れてきました。そして風も結構吹いてます。風速10m超えてるかも。

そして、どんどん潮が速くなってきました。かッ飛び直前。

船長 「潮が速いね~、まだこれならなんとかできるかな~ 」

潮が速くなってからは、途中投入が禁止。これだけ席が空いていても、一発でオマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) します。

あと、魚がかかっても、追い食い (おいぐい:別の魚が残りの針にかかること) 狙いとかはやめてすぐ上げるようにの指示。

魚がかかると他の客との負荷が変わるので、方向によっては全員を巻き込むオマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) になるぐらいの条件。

そして潮が速いのであっという間に根を通り過ぎるらしく、流し (ながし:一つのポイントで釣りを開始して竿を上げるたまでの一単位。通常潮の流れにまかせる流し釣りの場合に使用する。流し終わると別のポイントへ移ったり、同じポイントの場合は潮上まで戻って流しなおしたりする) 変えも早い。

棚指示は、一度だけ底から10mまで反応あるよ!って時以外は、すべて底指示でした。

口も堅いので一度軽くグッと合わせるんですが、キントキはグンと下に入る時もあるけど、結構食い上げもあってフワッってのも混じるとアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) での判別は難しいですね。

いい群れに当たると、こんな時もある。

良型キントキのトリプル


餌は、上からイワシ、イワシ、サバ、イワシでやって、サバを残してイワシに全部キントキがかかりました。

しかも全部良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。 「りょうがた 」もしくは 「りょうけい 」と読む) で、途中、リールがヒー、ヒー言ってました。

時間もまだまだあるうちに、クーラーに餌を入れるトレーが入らなくなり、

やばっ、個人的定量を超えてしまったのでは?

クーラーが一杯


竿を上げるのもつまらないので、ここからは、上の針3本を落として、一本針にイワシを付けて、

底のキントキじゃないのも釣りたいぞ。キントキ五目だしね。

作戦に変更。

ただ、クーラーには魚によっては入らないかも!と、なかなか難しいミッション。

ここでグィッって持っていかれた感じのアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) で、

オッ、根魚 (ねざかな:海底のごつごつとした岩場などに住む魚)

って合わせたら、ググッっと来た途端、ハリス (はりす:仕掛けの中で針が結ばれている糸。魚に警戒されないように最も細い糸を使う場合が多い) 切れ。

何人かもハリス (はりす:仕掛けの中で針が結ばれている糸。魚に警戒されないように最も細い糸を使う場合が多い) 切れしたみたいなので、サメかもですね。サメはいらない。

その後、持参イワシ餌がなくなってサバ短で底を釣ってたら、竿先がフワッっと食い上げ (くいあげ:魚が餌をくわえたまま上に泳ぐこと。速く巻き上げないとバレることがおおい)

ウンショと合わせたら、グングンといい引き。

休みの少ない暴れ方とパワフルさ

いいね~楽しぃ~

けど最近見慣れた引き^^

キントキ以外も釣りたいぞ作戦で、結果釣れたのは、

良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。 「りょうがた 」もしくは 「りょうけい 」と読む) キントキでした。平べったいので何とかクーラーに入り、そして満タンに・・・

10時過ぎに時間で終了~

船長 「港まで一時間以上かかりま~す 」

荒れる海の中を帰ります。

11時過ぎに帰港して、ペットボトル氷を交換して帰宅。

洗濯して道具洗って、シャワーはウロコが飛び散りまくりの危険のある魚の下処理の後だな。

明るい内だったので外に魚処理場を作って、そこで黙々とウロコ取りと内臓処理。

アウトドア魚処理場


大量の綺麗な肝(写真は一部)でしたが、こりゃ全部は食べられないかな。

キントキの肝



とにかく明日が 「燃えるゴミの日 」でよかったわ^^

最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、キントキ11尾(一尾だけ25cmぐらいの小型でリリース)、船中10-16尾。

美しいチカメキントキ


サイズ内訳は、

41、39、39、38、37,37,36,36,35、34cm

とサイズが凄かった。そして40cm越えも入りましたし、個体差はあれど内臓脂肪もすごかったので、美味しそうな魚体が多かったですね。

最後まで真面目にキントキ狙いをすれば16,7尾は釣れた感じだし、いい日に当たったみたいです。海上は風もあってか暑くなかったですが、海水温が、まだ結構高い感じはしました。

これが続けば船も繁盛するな。

条件が悪かったながら魚のご機嫌がよかったので、楽しくできました。

備忘録としては、やはり先に食うのはサバ短よりイワシですね。途中イワシ餌を多くしたのもありますが、11尾中でサバ短で釣ったのは2尾だけです。

ただ、丁寧に餌付けしても回収時に半分ぐらいは回ってる感じだし、その都度餌交換で多本針仕掛けだと、非常に忙しい事になります。

サバ短でも釣れるので、釣れ具合で調整って感じですね。


3尾を兄宅に置いて、当日は、一尾とよさげな肝を煮付けに!

キントキの煮付けは美味しいわ~っ、とは言えこりゃ食べきれるか?って感じ。

キントキの煮付け


肝も濃厚でコクもあり、最高ですね。

チカメキントキさん、ごちそうさまでした。