２００９年７月３日 夜アナゴ 羽田かみや
アナゴデビューはスソデビューでしたが、穴子の白焼きをもう少し食べたかったので夜アナゴ再チャレンジです。
お世話になったのは羽田かみや さん
事前調査だと、釣果は渋いんですよね～TOP４匹とかになっちゃってます。
グラフで確認しても、アナゴここん所低迷してます。
ただ、前日船宿の船頭や中乗りメンバーによるストック確保釣行ではTOP38匹と結構な数がでてます。
ストック確保ってのは、釣れなかったお客さんに船宿が、在庫のアナゴをサービスするという粋な企画「ストックアナゴ大作戦」で、そのために生簀用のアナゴを釣りにいったらしいです。完全にプロ集団ですが、ポイントも新規開拓したらしいので、このTOP38匹、６名で１２１匹がすべて釣り人の腕でない限りは新規ポイントの効果がでるはず。しかも５匹以下しか釣れないと、ストックからアナゴをくれるらしいのでオカズも安心。ということで最近釣れ具合が悪いにも関わらず、強行しました。
目標はストックヘルプなしの５匹です＾＾
席は運良く左ともが取れました。足もとが広くて動きやすい。船も新しくてきれいでした。
出港は６時と遅いのですが、木更津までの工程は３０分と短く楽です。お客は６名。
前回の釣行をふまえ、改良した点は以下
１）ラインをPE２からPE１にしました。おもりも２０号と２５号をそろえました。潮が速い時対策です
２）波が高いと小突けないので、木更津の波予報を確認しました。１ｍとの事でま～大丈夫でしょう。
３）２本目の竿を用意しました（小突きではなく置き竿用）
で、６時３０分釣り開始です。
置き竿はとりあえず投げ入れて放置。
続いて小突き開始。波もなんとか吸収できそう。ちょっと前方に投げ入れてコツコツ。くるかな～。
潮も程良くながれてて、問題なさそう。
事前に釣りビジョンビデオのつり幸さんのアナゴ釣り解説
http://www.fishing-v.jp/movie/?mv=yado_0906_tsurikou
見たので少しはイメージできてるかな～
開始そうそう、右ともさんがキス釣ってます。よくあることかな？
ただ、小突いていても置き竿の先が気になってしょうがない。って最初にアタったのは置き竿。開始２０分ぐらいですかね。小さくクンクンしてます。２回目にクンクンした時にグワッってアワセます。
ノッターっ。うれしーっ。
前回教わったようにダダ高速巻きで一気に船まで取り込みます。
あがってきたのは本命の結構でかいアナゴ。
えへへへっ。
で急いで餌つけなおして再投入なんですが、置き竿の仕掛けは２本針にしたので、餌付けに時間がかかる。
⇒今日の小突き仕掛け
根本的に私はアオイソメが嫌い。
つかむのは問題ないんですが、噛まれるのが嫌い。
アオイソメ怖いよ～。だから手間取るんですよね～。しかも縫い刺しも結構下手。手際わる～。
投入したまま置き竿にしている小突き用の竿先も気になります。餌付け時間かかってる間にアタルんじゃないかと．．．
ってアタッテルじゃん！！
即座にオリャっってあわせるとのりました。
おおおっ 連続アナゴゲット～。小さかったですが。
今日は調子いい？ってでもどちらも釣れたのは置き竿なんですよね～。
この後、小突き中に小さなアタリがありましたが、１回だけでけど２回目のアタリがこなかったのと、すごく小さいアタリを合わせたけど乗らなかった。で、たま～にアタリがあるんですが釣れない時間が続きます。
右ともさんはコンスタントにぼちぼち釣ってますね～。
でも釣り方をみる余裕がないんですよね～。小突きながらたまに置き竿の竿先をみてると。
餌交換とかはじめると、餌付けが下手なので、下向いてる間にあたってるんじゃないかと気が気ではない。
この餌付けのスピードアップは必須ですね～。アオイソメに噛まれる事を気にしないようにならないとな～なさけない。
で、やっとこさ小突きの竿のアタリをきれいに合わせる事ができました。一匹アナゴ追加。
実釣３時間のうち２時間経過までは船中ではぽつぽつアナゴがあがってましたが、私は数を伸ばせない。
で最後１時間は、小突きやめました。
右ともさんが常連さんらしいのですが、置き竿なんですよね～。それを真似ることにしました。
仕掛けはそのままで両方投げて放置。竿先をできるだけ観察。
でも竿の選択ミスですね～。波を吸収しきれないのと、竿先がいまいち鈍感。糸が弛んだりしてアタリがよくとれません。
右ともさんの竿は適度にテンションを保ちながら、敏感に竿先が反応してますね。
だんだん右ともさん観察モードになってきました。３本竿を用意してましたが、使ってるのは２本。２本同じタックルですね～。投げる方向を微妙に変えてます。ただ、２本の竿は小さなＶ字型に配置して、竿先が同じ視界にはいるように置いてある。あれだとアタリは逃さないですね～。しかも餌付けが速い速い。というか俺が遅い。なんとリールはあの光るナイトスピン。安いリールですが、夜釣りではあれだけ存在感あるリールはないですね～。今日買おうか釣り具屋で悩んだんだよな～。
チラチラ右ともさんをみてたら、ガンガン釣りまくりはじめました。最後の一時間で１０匹ぐらい釣ったんじゃないでしょうか？
結局右ともさんは１５匹釣って竿頭になってました。
観測モードに入った私は、最後の１時間置き竿モードで２匹追加して合計５匹。プラス ミニサメが今日も釣れました。観測ばっかりしてたみたいで、何度かエサとられてましたからアタリを逃したかもしれません。使った竿の竿先が少し硬いのか、私の２本の竿は、右ともの方の竿にくらべて明らかにアタリがわかりにくかったです。
⇒右ともさん仕掛けはこんな感じでした。
右ともさんに後で聞いたところ安物のキス竿で一本１０００円だそうです。ナイトスピンに１０００円の竿で小突かないで竿頭。いい腕ですね～。
ちなみにストック確保のプロ集団は、投げて探りながらの小突きスタイルだそうです。
一時間前まで釣果が伸びなかったので、仲乗りさんがストックのアナゴを捌きはじめてたみたいで、ノルマの５匹に２匹のストックを追加してくれ、お土産は７匹なりました。
とりあえず目標は達成したしオカズには十分なので良しとしますか。
船の釣果は右みよしから７（右みよし）、１３，１５（右とも）、４（左みよし）、２、５（左とも私）
ここんところの釣果からするとま～ま～の日だったんじゃないでしょうか？
左舷が釣果低かったですが、潮の向きがそんなに悪かった感じではないので腕だと思います。
にしてもやっぱストック確保軍団はすごいな～。毎日海にでている人は、やっぱすごいです。
帰りの船のなかで、右舷の３名とお話。
右とも竿頭の常連さんは昼船のメバル・カサゴ船にも乗っていて竿頭になってました。
今週は今日で船釣り４日目で、先週は５日乗ったそうです。どんだけやねん！！
退職金で釣りをしているらしい^^
去年は年間でイカ２４００杯、アナゴ５００匹、タコ３００杯釣ったみたいで、今年は半年で既にイカ２３００匹に達していて年間だと６０００匹までいくかもですって^^ 会話を聞く限り、船宿の今期最高数を常に目指してるっぽい。なかなか気さくなオッチャンって面白かったが、そりゃ上手くなるよな～。
イカを捌かせたら負ける気がしないとのこと。切るにはカッターナイフが一番いいそうです。
だてに釣りばっかりしてる訳じゃなく、情報もいっぱいもってますね～。このアナゴの不調は夜中に漁師が底引き網で取っているかららしく、以前は流通が少なかった江戸前のアナゴが、結構な数築地ででまわっているらしい。
漁師は商売だからしょうがないけどな～釣り船用に残しておいてほしいな～。初夏のタチウオが急に釣れなくなったのも、館山や三浦から深夜にごっそり何十万匹と網で採っていっちゃったそうです。なるほどね～
アナゴ釣りは結局小突きのテクニックをマスターすることなく、今後は置き竿スタイルを試す事になりそうです。
私は置き竿に相性がいいみたいなので。
ホクホクで超旨の白焼きを十分食べたので、今期は夜アナゴ終了します。
アナゴは塩水で綺麗にあらってヌメリを取り、２０分蒸して、表面を炙った白焼き。香ばしい皮と脂の焦げる香りが最高です。身もホックホク。
煮アナゴは、今回は酒２、醤油３、みりん１の比率に砂糖少々、生姜をひと欠片いれて煮つけました。ご飯にのせてタレをかけたアナゴ丼はうめぃぃいいい。でもな～帰港２２時で、帰宅２３時前。２４時にこんな料理食べちゃだめだよね～。捌いてあるから料理すぐなんだけど。
アナゴさんごちそうさま。
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