ちょっと仕事でサーバー系の全交換をして働きすぎたので、釣りいかないとやってらんない!
ってことで、急遽出撃!
夜アナゴかな~ なんて思いながら釣り物を考えてたら、
そういや、もう湾アカムツの時期だなってことで、
最近は年一ペースになっている湾アカムツにしました。
前日の昼間に電話してみると既に4名予約済みで、3名を余裕で超えて出船確定です。
いそいで自転車漕いで釣り具屋行って、PE2号に巻きなおし。
普段は自分で巻き替えますが、PEを購入する時はお店が巻いてくれるので楽ちん。
仕事をサッサと自動に切り替えて、お家で仕掛け作り。
去年、フラッシャーに反応してたんだよな~とか思い出しながら、フラッシャーも試せるようにしておきました。
お世話になったのは、毎度 金沢八景 新修丸さん
朝、5時半に宿に到着してみると、右ミヨシが埋まってたので、左ミヨシにしました。
風的には北東から東に回って、上げ潮から下げ潮って感じなので、右ミヨシから胴の間が一日を考えるとベストではあるんですが、最初の数時間は左ミヨシがベスト。
ま~席に左右されにくいアカムツですし、お客が7名なので、影響するのは天秤仕掛けを降ろす時程度ですね。あんまり関係ないです。
宿が「虫餌いる?」って希望していた人に(たぶん青イソメ)配ってました。
以前は、どじょうを配ってましたが、今年は虫か~
アカムツは匂いする餌ならなんでもいけるかなって感じもあるので、煮詰まったらいいかもですね。
船長に、「今年もフラッシャーに反応するの?」って聞くと
船長「今年はまだわからんね~。ただ、おとといのお客はエッグボールで5尾あげてたよ!」
「へ?エッグボール?」
船長「そうそう、コンペイトウ見たいな奴!あれだと浮くからかも!」
へ~カレイとかでみるエッグボールっすか?って感じでしたが、
フロートもなぜかエッグボールも、一応持ってきてはいたので、行き詰ったら使ってみよう。
宿でコーヒー飲んでたら、突然
「おひさしぶりです!」
と、Collesさん登場!
元気な顔を見せてくれ、なんと今日はお隣での釣りでした!!
7時20分河岸払いで、一時期50mでアカムツが釣れるの?って盛り上がった猿島はスルー
(写真が少ないので、イメージしやすいようにおまけの地図。ちなみに湾アカムツは超ピンポイントなので、こんないい加減な地図を参考にしても、絶対に釣れません)
観音崎でスローダウン
最初は90m、二本針仕掛けで、上はフラッシャーを付けて様子を見ます。
ただ、アタリはほとんどなく、かろうじて釣れたのはノーマルチビカサゴ。
何ポイントか試しましたが、あきらめて久里浜へ移動です。
困った時の久里浜頼み。
久里浜130m程度では、ドンコが連発ですね。
なかなか本命あがりません。
かなり、本命が沈黙状態でしたが、右舷胴の間の方が35cmを一本上げました。
俺の竿にもいいアタリ。
そして巻き上げ時もいい暴れ方!!
きたきた!なんて喜んでいたら、あと25mぐらいで ビヨン!!
おおおおおお!
バラシた~!
クッソ~っ アカムツっぽいのがビヨンって最悪です!
なんて思いながらも、感じる強い違和感。
バラシた瞬間の巻き上げが速過ぎる!!
なんと、せっかくの新しい電動リール!定速モードになってなかった!!
あ、お店で糸巻いてもらったんだっけ?
巻き上げ途中で速度を調整しなくていいな~ 「なんて新しい電動リールって便利!」 と最近ユルユルだったのが失敗原因。
やれることをやっての失敗は、ま~実力ですから諦めもつくんですが、単純ミスはへこみます。
型は、チビではなかったな~><
その後、船で全く本命があがりません。
潮もどんどん動かなくなる。
ほとんど停止。潮の速い場所なのにドヨ~ン。
ポツポツ釣れていた外道さえ反応が鈍い。
フロートやエッグボールも、比較さえできない。
130~160mを転々としていた船長も、「深い所やってみま~す」
と結構走って220~230mラインと、もはやノッコミとは無縁の深さに
100号オモリでこれくらいの深さになると、感性も急に届かなくなりますね。
底の状態も感じ取りにくいし、
ただ、釣れる魚の種類は少しかわってきて、ギスやシロムツ、シマガツオ(エチオピア、オッペタンコ)が混ざりはじめました。
オッペタンコが船中をにぎわせている時、
ん?食い上げた?
底でオッペタンコ?
でもなんか乗ってるから、オマツリかな~
なんて置き竿のまま、若干速めの速度で巻き上げて、皆さんのオッペタンコの大騒ぎを眺めていると、
なんと、俺の仕掛けにはルビー君が、
しかも、浮いた瞬間、既に針は外れてました!!
お隣のCollesさんが、タモですくってくれて、無事ゲット!!
あははは、
オマツリでなんか糸があたって暴れてるのかと思ってましたし、
230mで速めの巻き上げなので、目玉は飛び出してま~海に戻れる状態ではなかったですけど
釣った実感は完全にゼロ!
釣れたって感じです。
でもサイズは32cmあって、東京湾ならボチボチ。
刺身食える~っ
そして、230mラインでも潮が停止。
も~最高の晴れと、竿先も海も静寂。
日焼け止めを忘れた俺にとっては、首回りがひりひり状態。
その後、終盤になって久里浜に戻っても潮は止まったまま。
結構すぐに久里浜をあきらめて、船長は観音崎へ船を進めました。
時間はほとんどない状態でしたが、90mで仕掛け下ろしてみると、下げ潮が動いてます。
おお、って思った途端、右舷で一本、本命があがりました。
そして左舷のトモでも一本。
おおお、魚の活性が出始めた~っ
って言ってる傍から俺の竿先にも、超いいアタリ!
そしていい暴れ方!!
海面まで断続的に暴れるそう、君はアカムツ!
本命と確信して、そのまま無事取り込みました。
船長も少しだけ残業してくれましたが、そのまま納竿~っ
船の釣果は2~0尾、船中5尾(たぶん)。
俺の釣果はアカムツ2尾(32cm、27cm)、シロムツ4尾、カサゴ、ドンコ7尾(2尾持ち帰り)、サバ1尾、チビユメカサゴ6尾(リリース)
自分で上げたドンコは全部小さかったのでカモメにあげましたが、向かいの方が大きなドンコを2本あげたので、オカズ用にもらって持ち帰り。ドンコ汁ってたまに食べたくなるんです。
7名で本命5尾って・・・、厳しい日でしたが、魚がいないんじゃなくて、単純に潮が緩すぎの一日。
活性がいい日に当たれば結構釣れそうな雰囲気でした。
フラッシャーもエッグボールのアカムツへの効果は判別できず。
ただ、底のドンコやユメカサゴが下の餌ではなく上につけてみたフラッシャーに喰い付いてきてはいたので、外道アピールにやっぱりフラッシャーは抜群でした。
ともあれ、32cmと27cmの2本あれば、とりあえずは家ではアカムツを楽しめる。
どちらのアカムツにもご夫婦ご在宅で、魚体的にはイマイチ感ありますが、贅沢ですね。
儀式です!、2日後、炙ります!
当日は、アカムツの肝と卵、シロムツ、カサゴを煮付けて、ドンコ汁を食べました。
いままで見たこともないぐらいドンコの肝が小さかったです!ビックリです!
アカムツさん、シロムツさん、カサゴさん、ドンコさん ごちそうさまでした。