
一昨年、初めて行って、クーラーの容量で釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) が決まった外房ハナダイ。
去年は、俺だけノーピク (のーぴく:竿を出している間、全くアタリがない事) を味わうという、とんでもない落差結末><
今年は、ノーピク (のーぴく:竿を出している間、全くアタリがない事) だけは避けたいな~
というか、これ以上悪いって事はないので、ある意味気楽^^
毎度参加させてもらったのは、まるかつさん主催の外房ハナダイ仕立 (したて:チャーター船のこと) て。
こういう釣りは、コマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) の同調と誘い(シャクリ)、ハリスぐらいが基本要素だと思ってますが、
それに加えて大事なのは、あまりに寒い時期なので、調整する気が起きないというか寒くて指先が動かず、調整ができない。
にもかかわらず、あまりパターンを用意してこないって^^
なんとかゴマ漬けを作れりゃいいんです。
参加者は、まるかつさん(幹事)、あかべーさん、スパ郎さん、汐留さん、満留和さん、今やん、かんこさん、たー坊さん、ポン太さん、りえぽんさん、MIKKAさん、うぞっの12名
去年同様、スパ郎さん、汐留さんをピックアップして、東金道路を進みます。
朝、途中のコンビニでたまたま合流し (ながし:一つのポイントで釣りを開始して竿を上げるたまでの一単位。通常潮の流れにまかせる流し釣りの場合に使用する。流し終わると別のポイントへ移ったり、同じポイントの場合は潮上まで戻って流しなおす) た場所を知らないというたー坊号を引きつれて集合。
案の定、場所がわからなくて軽く迷子になった車が二台でましたが、予定人員揃ってくじ引きです。
釣り座 (つりざ:船上で釣り人が座る位置) は、左胴の間。

毎回、この釣りはスパ郎さんの横で釣ってる気がするな~
お世話になったのは、片貝漁港 洋一丸さん

帰港後撮影
用意終わってストーブの入ったキャビンで、一時間程走ってポイント到着。
出てみると、 「うわっ雨降ってる! 」
小雨ですが、気温が低い中で雨はいやだな~

若干波がありますが、外海では凪扱いかな。
棚指示は、28mから20mまで!
下まで下げて、コマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) をフリフリ、シャクリながら上げていきます。
と、ククーンと来るか?
来るか?・・・・こず。
全く竿先が反応せず。
と、トモ側のたー坊さんの竿が反応してますが、青物 (あおもの:プランクトンや小魚をおっかけて海水面近くを泳ぐ遊泳力のある回遊する魚で、青みや緑がかった魚の事。ブリ、ヒラマサ、シイラ、サバなどが代表例) っぽいですね。
たー坊さん、スパ郎さんとワカシをポツポツ。

俺もしおどめさんもワカシを上げてとりあえずノーピク (のーぴく:竿を出している間、全くアタリがない事) ではなくなりました。
上の方で乗ったので、ワカシを狙うなら多少は釣れそうだが、このサイズじゃね~
その後も、ただ、コマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) を撒くだけ。
MIKKAさんが本命上げて、
「いるんだ~ 」
と盛り上がるのか?な雰囲気だけで続かず。

流し (ながし:一つのポイントで釣りを開始して竿を上げるたまでの一単位。通常潮の流れにまかせる流し釣りの場合に使用する。流し終わると別のポイントへ移ったり、同じポイントの場合は潮上まで戻って流しなおす) 替えの効果もなくて、
集中力の続かない俺は、ウィリー (うぃりー:化学繊維でできた疑似餌。いろんな色がある) に変えてみるも不発。
餌針に戻して、今度は一番上だけアジングとかする様なワームをつけて、シラスっぽくしてみます。
その一投目、シャクリ (しゃくり:竿を上下して仕掛けや餌を水中で躍らせること) で止めた時にクッ
おっ?
で竿先上げたら、スカッ!
クーッ、いいアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) だったのに、
でももしかしてワームに反応?
三本針のうち、二個をワームにして同じようにシャクってみると、
クン
うわっきた!!
しかも乗った!!!
「暴れろ~ 」って虚しく 「軽ッ!! 」
あがってきたのはチビハナダイ。
外道 (げどう:狙っていない種類の魚のこと) では釣ってるが、二年ぶりの本命のハナダイ。
しかし、こりゃワームで爆釣 (ばくちょう:沢山釣れる事) か?
と思ったら一番下のオキアミ (おきあみ:寄せ餌としてよく使う4cm程度のプランクトンの事。小さいものはアミエビと呼ぶ) に食ってました><
クーッ、妄想か~
案の定、続けてみても反応なし。

今度はたー坊さんが良型あげて、 「今度こそ活性あがる? 」
の期待は空振り。
魚の反応は見えてるらしいので、装飾系を変えたバージョンにしてみても無反応。
寒いし小雨は降り続くし、釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) も寒いし・・・
もはや俺は電動シャクリ (しゃくり:竿を上下して仕掛けや餌を水中で躍らせること) で上までシャクってみたりとか
終いには、底で一振りして、アマダイ釣りみたいに餌を底ギリギリで誘ってみたりとか。
全く違う釣りで、なんかいないの?的釣りに・・・
底で遊んでると、クィと竿先入って、
おっと、結構暴れます。
し、しかしタイ的な暴れ方ではなく、半分金属的な動き。
ちょっと前スパ郎さんがあげてたので速攻で魚種判明して
こりゃウマヅラ、ウマヅラ!><
あがってきたのは、正解の、でも良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。 「りょうがた 」もしくは 「りょうけい 」と読む) なウマヅラ。
ワームに食ってきました。
少し目が覚めましたが、そのまま、盛り上がりなく、納竿 (のうかん:釣りを終了すること) ~っ
片付けてキャビンに入ったら、
かんこさんが 「私、ノーピク!! 」
「あははは、そりゃ去年の俺がうつったのね!! 」
ご愁傷さまです。
最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、ハナダイ1(チビ)、ワカシ1(38cm)、ウマヅラ1(38cm) +スパ郎さんにもらったウマヅラ一尾
こりゃ、ゴマ漬け作れずだわ~><

船中釣果は0~4尾で、右舷 (うげん:船の船首に向かって右側) は前半少しコマセに反応してたみたいですが、ほとんどが2尾、
左舷 (さげん:船の船首に向かって左側) は軒並み皆1尾って感じで、寒い中での修行となりました。
帰港後、宿へ移動して、最初でてきたハマグリの椀がうますぎっ

続いてラーメンをもらって、釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) と体の寒さは、体だけは温まりました。

古い宿のスタンプカードが残ってたので出すと、なんと以前のものはサービス換算分でキャッシュバックするという素敵すぎる対応でした。
去年まるかつさんが叫んでたと思いますが、新しいスタンプカードに多めに押すとかぐらいが関の山だと思いますが、なんとも凄い。
で、貧果 (ひんか:あまり魚がつれなかったこと) ごめんね~なぷっくりイワシを全員携えて、解散となりました。
帰宅後、少し仕事をしてから、
ワカシは脂乗ってないだろうな~と、頑張ってタレ作りでごまかすことに。
「ウマヅラの肝醤油 」肝を湯がいて、裏漉しして、醤油を足す
「豆板醤タレ 」豆板醤を炙って、ゴマ油、醤油、砂糖で整える
「ゴマ油タレ 」醤油1、みりん1、ゴマ油0.5ぐらいで混ぜて、最後にすりゴマ
三種のタレで楽しみました。

「肝醤油、最高~っ 」
血の臭さの全くない、まったりと濃厚な旨みと醤油の香り。淡泊な白身のウマヅラの身との相性は格別です。
「豆板醤タレ、最強~っ 」
まるかつさんのレシピであったのでフグではよくやりましが、香ばしさと辛さが絶妙~っというか、俺好みに味見しまくって作ったので、どんな魚でも美味くなる。淡泊系でこれ食うと、肝醤油に戻れないかと思ったら、肝醤油も強くて交互に食える程でした。
「ゴマ油タレ、うま~っ 」
脂がのってないんだから、脂を足すしかないからとワカシ用に作りましたが、いいですね~。ま~タレの味ですが。
あと、チビハナダイは、ゴマ漬けならぬ、 「浅ゴマ漬け 」に

すし酢に2時間程漬けて、ゴマをつぶしてパラパラ。
「むむ、美味い!! 」
素材の旨さというよりは、すし酢とゴマの味に持っていかれてるんですが、この時間でできるなら最高です。
あと、ウマヅラの肝と身を煮付けに。

肝も身も癖がなくてうまいな~
いや~釣った魚、バクバク食ってなくなっちまった。これはこれで満足。
ハナダイさん、ワカシさん、ウマヅラさん、ごちそうさまでした。
まるかつさん幹事ありがとうございました。