エンガワ族ですから^^
今年はヒラメのエンガワは食べたので、続いてデップリマコのエンガワを食べたい。
お世話になったのは、初めての宿 大洗 山正丸さん

朝4時40分集合で、4時に港に着き、当然のごとく四隅は埋まっているので、右胴の間 (どうのま:船の中の位置で中央付近(左右両方)を言う) に陣取りました。
大きな船ですが、お客は平日なのに10名。ただ、お仲間連れが多く、なぜか左舷に6名入り、俺の入った右舷 (うげん:船の船首に向かって右側) は4名と余裕でした。
5:00出船で、長い防波堤横を抜けて沖へ
ちょっと走ってポイント到着です。

去年も複数回やってので、カレイ釣りは覚えてますね。
餌は太いアオイソメを房掛け (ふさがけ:虫餌等を複数かけてボリュームを持たせる餌の付け方) 。
船長からは 「小指の大きさぐらいで二匹か三匹分つけて! 」
と具体的ないい指示。
「聞きあげたとき、大きいの程モゾモゾなアタリだから、止めるなり送るなりして、とにかく早アワセだけはしないように! 」
ほいほい。
船も大きく波もなく、天気は曇りでいい感じです。
ただ、潮は止まってますね。

小突いて、待って、聞きあげて~の繰り返し。
アタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) は最初なかったですが、待ってるときにいきなり派手に竿先 グン!
おお、なんか乗った!!
暴れ方は、こりゃ平べったい魚には見えない。
船長がいつのまにかタモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) をもって横に。
いや、違うけどね!
上がってきた瞬間、覗き込んでいた船長が 「カナガシラだっぺ! 」
30cmぐらいのいいサイズのカナガシラ。
そのまま抜きあげて、好きなのでお土産としてはうれしい。
何回か流し (ながし:一つのポイントで釣りを開始して竿を上げるたまでの一単位。通常潮の流れにまかせる流し釣りの場合に使用する。流し終わると別のポイントへ移ったり、同じポイントの場合は潮上まで戻って流しなおす) 直した時、急に潮が流れるポイントに入ったら、
右ミヨシ (みよし:船の中の位置で船首側を言う) の方が超慎重に巻いてます。
デカいのかな?
なんて見てたら、船長のタモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) に収まったのはマコガレイのダブル。
サイズも40cmを超えてますね。
いいな~なんて思ってたら、潮で仕掛け引っ張られる~
底、擦ってる?アタリ?
っとっと、なんとか保持してたらグングン
あ、魚乗ったな~と
巻き上げはじめてもいまいち上がってこない!!
ドラグ (どらぐ:リールが逆転して道糸が出る力を調整するレバー。急な魚の引きに対応できる) が緩すぎで、軽く締めて、ウンショウンショ
ってたまにグングンします。
でもヌターッともします
ふふふ、こりゃ平たいな~
船長が今度は 「そりゃマコじゃないな! 」
と見放されました。
えっ?違うの?俺は本命と思ってるのに!!ショック~
って言ってるそばから上がってきたのは、ボチボチサイズのマコガレイ!
右トモさんが、タモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) とりしてくださいました。
やった~なんとかエンガワ取れそうなサイズ!!
(帰宅後測定43cm)

せっかく大洗までカレイ釣りに来てんだから目標は45cmできたので、サイズアップを目指します。

ただ、一瞬右ミヨシ (みよし:船の中の位置で船首側を言う) 側へ流れてたのが、潮の向きは今度は左トモ側へ
その後は左舷は釣れてる感じでしたが、右舷 (うげん:船の船首に向かって右側) はいまいち。

仕掛けは長めで始めましたが、潮が緩い時と結構流れてるときがあったので市販仕掛けも含めて色々使い分けてました。
とはいえ、間に忘れたころにアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) が出ます。
小さくクンクンクンと暴れるのは、そうショウサイフグ。
平たいな~でも軽いな~なんてのは、ムシガレイ
で、おっ、いい重さと暴れ方!! であげたのは追加のマコガレイ

今度は、途中のマコ否定ではなく、船長がタモ (たも:タモ網のことで、魚をすくう網) とりしてくれました^^
時間一杯竿を出して、納竿 (のうかん:釣りを終了すること) ~っ
帰港中に魚を締めて
ショウサイフグは、帰港後、身欠いてくれました。
5尾取れたので、これだけあると結構うれしい。
最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、マコガレイ3(43、39,26cm)ムシガレイ2、カナガシラ1、ショウサイフグ5

船中釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) はマコガレイ1~10尾 トップは左トモさんでした。
やはり上手な人は、場所取りにも労力を使いますね。そして数を釣ってさらに上手くなっていく。
マコも、もう一回り大きいのが目標だったんですが、ま~40cmを超えたので良しとしますか!トップ10尾なので、いい日に当たったわけだし。
ここからは1cmの差が大きいんですがね。
備忘録としては、
自作の仕掛けの結束のミツマタが重すぎるのか、潮が流れているときに底に擦れすぎて、アタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) が取りづらい。
市販品の樹脂結束でも擦れますが、それでもアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) の見え方はマシ。
長さの調節だけでなく、結束具をちゃんと用意しておかないと、バランスよく餌が動かない感じでした。
去年まではイシガレイ偏重の釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) でしたが、今回は一枚も混じらず、しかも船でも見かけなかった。
ポイントによる面も大きいでしょうが、あの潮だったら少し短めでもいけますね。
装飾に関しては、マコガレイ自体にはあまり影響しない感じ。ほどほどあればよくて、逆に他の魚へのアピール度を高めない程度って感じでした。
竿は160cmの3:7調子だと同じ小突きを若干のうねり (長めの周期で起伏する波) の中で続けるのはリール操作が大変ですね。190cmぐらいの2:8ぐらいでやってみたいですね。
もう少し暖かくなって、マコガレイが美味しくなってきたら(そう皆が言うが暖かくなってから釣ったことがない)、もう一度行くかもです。
帰宅して、事務所によって仕事を1時間ほど処理してから帰宅し、魚の下処理後に39cmのマコは兄卓へ。
ヌメヌメすっきり後のカレイ達

今日はカナガシラ君とチビマコを食べました。
カナガシラの皮はうろこがきれいに取れなくて困ったんですが、それでも 「皮美味そうレーダー 」が反応したので、湯引きに。

刺身もうまく、デカい卵を抱いていたので、肝と合わせて食べました。。
チビマコも定番煮付けにしましたが、どんなに魚嫌いでも食べれそうな味。

美味しいですね。身がギュッと細かく癖もなく醤油の味を抱え込む。
エンガワは翌日以降楽しみます。
マコガレイさん、カナガシラさん、ごちそうさまでした。