「時期が前倒しで、産卵が終わったらデカいのがいなくなった! 」との話を耳にしましたが、
そうなの?と、船釣り.jpのデータで比較してみました。

ここ4年のサイズ中間値(最大と最小の真ん中)の平均を、多項式近似。
船宿 (ふなやど:釣り船や屋形船を生業とするお店の事) から正確なサイズ情報が上がっているとは限らないとはいえ、データ量が多いと傾向は見えます。
多項式近似なので最初と最後は上か下に触れてしまいますので少しマスクしましたが、真ん中あたりが特徴が出やすいかと思います。
グラフを見れば明確ですが、
今年は開始時期は確かに前倒し。
サイズピーク(たぶんノッコミ (のっこみ:産卵前に魚が浅場に入ってきて餌をよく捕食する時期) ピーク)自体は平年並み。
サイズは中間値平均で2,3年前より3cm程小さい。
中間値平均で3cm小さいとなると、船中最大はもっと小さい可能性が高いです。
今年はやっぱり突出して、型が小さいのはデータにも出ていますし、開始が前倒しだからという感じでもない。
船数が増えたことによるかどうかは、正規化した船数データとの相関を取れば解明できますが、海の力は絶大ですし、もし来年もサイズ不調が続くようなら調べたいと思います。
やっぱ、アカムツは大きいのが混じらないとね!











