参加メンバーは、
まるかつさん(幹事)、すずきんさん、ポン太さん、汐留さん、満留和さん、かんこさん、スパ郎さん、今やん、いとうちゃん、うぞっの10名
お世話になったのは、毎度の波崎港 仁徳丸さん


帰港後撮影
朝というか深夜、スパ郎さん宅にて、汐留さんと共にピックアップして、5時集合の波崎港に向かいます。
集合30分前に到着し、受付して着替え終わったら、
スパ郎さんが 「日向、お願い!! 」と祈る中、
釣り座クジを、 「無欲が一番! 」と、無我の境地で引いたら、右ミヨシ。
「日向どっちかな? 」とスパ郎さんが言うので、
俺は天気予報を見てなかった中、汐留さんらしき人が 「南風なら左かな? 」
俺も、そりゃ南風なら 「左舷じゃない? 」
なんて言ってたら、スパ郎さんは左胴の間 (どうのま:船の中の位置で中央付近(左右両方)を言う) らしく、ホッとしたらしいが・・
どうも、南風ってのはデマだったようです^^
船長に、
「最初のポイント何メートル?60号でいいの? 」
と聞くと、 「40mぐらいかな。60号でいいよ! 」
5時半ごろ河岸払い (かしばらい:船を離岸し、海に出る事) で、ポコポコとユックリ目の速度でポイントへ。
うねり (長めの周期で起伏する波) が少しあって少しミヨシは跳ね気味ですが、寝っ転がってたら、あまりに凍えてました。
小一時間走って、ポイント到着。

水深39~43mぐらいのまずは沖メバル狙いです。
前回釣行が300m250号の手持ちをやった身としては、
降ろしてみると、60号って軽いし40mってすぐ!!

どうやって釣るんだろう?
ちゃんと狙って釣った記憶があまりなく、外道 (げどう:狙っていない種類の魚のこと) で胴付きの上の針にたまにかかる感じだしな~
お隣はすずきんさんで、底でやってそうだし、誘ってる感じでもないので、俺も底で少し棚切って待つだけ。

一投目で、ほどなく、すずきんさんが巻き上げはじめて、竿先が暴れてなく
「それ、かかってます? 」
と言ってたら、ちゃんといい型の沖メバルでした。
「えっ?メバルって結構引くんじゃ? 」
「途中あばれなかったね~ 」
と、話してたら、船尾からぽつぽつと本命があがります。
でも、なかなかミヨシ (みよし:船の中の位置で船首側を言う) までは回ってこないな~
なんて、言ってたら、俺の竿先もクン!
あれ?オマツリ (おまつり:他の人の仕掛けと絡まること) ?
クンクンってやってるから魚はいるな~
ホレ、追い食い (おいぐい:別の魚が残りの針にかかること) 、追い食い (おいぐい:別の魚が残りの針にかかること) !
しかし、根っからの追い食い狙い下手で、続いてのアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) が出せず、上げてみると案の定、沖メバルが一尾だけ。
って言ってたら、こんどは胴の間 (どうのま:船の中の位置で中央付近(左右両方)を言う) の今やんさんが胴付き全針の5本ズラズラ!
「おお、俺も~ 」って、再度のアタリを追い食いさせようと粘っても
ぜんぜん続かない。
上がってきたのは、あらムシガレイ。

そりゃ、追い食い (おいぐい:別の魚が残りの針にかかること) はきびしいね
4流し目ぐらいから、ミヨシ側から当たるようになって、アタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) はポツポツあるんだが、毎回一尾です。
「心底、追い食い狙いは下手だな 」
「全部下の針だし、一本針仕掛けで釣ってるのと変わらない>< 」
それでもアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) はあるので、すずきんさんと話をしながらの楽しい釣りを続けていると、その隣の今やんさんが、全く動かなくなった。
完全に座禅を組んでいるいるかの様。
後で聞くと、船酔いでいまにもシンガポールに行きそうだったので、瞑想状態だったそうです。
朝一は震えるような寒さでしたが、日も出てきてちょっとマッタリしてきて、置き竿 (おきざお:竿を手に持たないで竿掛けなどに置いた状態でアタリを待つこと) にして話してたら、船長が
「当たってるよ~ 」
おっとっと~
上げてみると、3尾ズラズラ

あははは、やっぱ置き竿じゃないと俺には追い食い (おいぐい:別の魚が残りの針にかかること) はできない><
船長が、ホウボウをルアーで狙っている船から連絡があり、活性悪くて数が出ていないのと、移動に一時間近くかかるとのことで、このままメバル狙いだそうです。
ま~移動に一時間かけて、釣れてないポイントでやるのもね。
船釣り.jpじゃ外房のホウボウも上がり始めてる感じだが、まだまだみたいですね。

ただ、メバルも型がよく、10尾を超えてお土産としては十分だし、そろそろ捌くのも大変だな~
なんて思って、右トモ側で上がった釣ったことのないマゾイがほしくて、
底の糸を短くして、根掛かり (ねがかり:仕掛けが海底に引っ掛かること) するまでやってみようとコツコツ攻めはじめると、
上がったのは、カサゴ。
おお、狙い通りの底物なので、このままマゾイこぃ!と続けるが
なんせ、5本針のままなので、沖メバルもたまに上がります。
すずきんさんが、 「ソイは皮うまいよ~ 」
なんて言うもんだから、どうしてもマゾイがほしかったのだが、そのまま沖メバルを追加するだけで時間で納竿 (のうかん:釣りを終了すること) ~っ
最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、沖メバル16、カサゴ1、ムシガレイ1
かなり型がいいのが混じりました。マゾイ以外、釣果満足満足。

船中は11~28尾 ポン太さんが、全部の針を食わすまで巻き上げない精神力の強さで、何度も5尾ズラズラをやって竿頭 (さおがしら:船の中で本命を一番沢山釣った人のこと) だそうです。
やるな~俺には最もできない釣り方^^
備忘録としては、メバルは今回、サバ短でもホタルイカでもどちらにも食ってきましたが、壺抜きしないとホタルイカには食ってこなかったですね。
船長的にも、ホタルイカ餌が大きいと警戒することがあるそうで、ワタが大事というより目がしっかりついていて、小さいことが大事とのこと。作ってきたサバ短もでかいかな?とは思ってたんですが、食ってきてたので、ま~いいかってやってました。
フラッシャーでも針だけでもどちらにも食ってきてましたが、ポン太さんは、叩いて誘っていたそうで、メバルって大量に近くを泳いでいるらしく、一尾かかって他の針がブルブルするとすぐに周りのも食いついてくるとの話も聞いたので、ちゃんと真面目にやらないと追い食い (おいぐい:別の魚が残りの針にかかること) 上手にはなれそうになさそうです^^
帰りは、スパ郎さんが終始日陰だったらしく、 「誰だよ~日が当たるのは、左舷とか言ったのは! 」と、ブツブツ!
俺的には10尾超えれば十分だけど、日陰の中、お隣のポン太さんに全部ブロックされたのね!!
帰宅後、捌いてみると、2尾に大きな卵が入っていて、2尾には未成熟な卵。肝は全体的に痩せてました。


兄宅に4尾を置いて、当日は肝と卵だけ食い、何尾かとムシガレイは干物にしました。

毎回炙りと煮付けばかりじゃ、この釣行頻度だと飽きるので、料理も覚えないと!!
すすきんさんがアクアパッツァがうまいと言ってたので、やってみよう!!
まるかつさん、幹事ありがとうございました
沖メバルさん、ごちそうさまでした。