一番美味しかったのは、味噌幽庵焼きですね。

みりんと酒を煮切って冷ましたら醤油と味噌を溶かして香付けに柚子胡椒も少し足した中に、切った身を40分程漬けます。
それを弱火で焼くだけ。味噌漬けだと脂が乗り過ぎて味噌が入るのに数日かかるんですが、これだとすぐに味は入る。
いや~これぞ日本の味って感じで、酒の肴としては一級品ですね。
問題は、良い身でやると皮も弱いし焼いた後身がホロホロになって崩れるぐらいで、味は最高でした。
皆さんも是非やってください。
マジックソルトをまぶしてオリーブオイルでソテーしただけでも、最高です。白身の魚だとここによくバルサミコソースをかけるんですが、アカムツの場合は必要ないですね。必要なのはバゲッドで、皿に残った脂をパンに吸わせて、白ワインを飲みながら食べるってのがいい。

あとは、二種ムツの炙り丼。アカムツの炙り、漬け炙りと、クロムツの炙りを贅沢に酢が薄めの酢飯の上に乗せただけですが、これは想像通りの味で、ウハウハ言って食べられます。店で食べたらお財布に痛い丼ですが、釣り人の特権ですね。

定番の握りは混じったサバと共に楽しみ、中骨の炙り、頭の煮付けなども。



これにて全アカムツを堪能しました。
アカムツさん、クロムツさん、サバさん、ごちそうさまでした。












