ガーン。
アジ船はいくらでも出てるんだけど、前回の30cm以上の金アジしかかからずバラしまくる楽しさとあの美味しさを味わったら、他の船はまた大勝さんに乗ってあの時がただの幸運だったのを思い知ってからだな~なんて感じだったんですが。
あと、大勝さんはアジと他の釣りのリレーが多いので、自分的には集中力を維持しやすい。
う~ん。悩んだ末、なんと全く釣れていない犬吠沖のアカムツを選択。坊主 (ぼうず:狙った魚が一匹も釣れない事。オデコともいう) 上等。
釣れてると混んじゃうし殺気立ってるのが苦手。トラフグとかも仕立 (したて:チャーター船のこと) てならいいんだけど、人気の高級魚になるとどうにも殺気が漂うんですよね~。歳だな。
唯一アカムツ船で予約が入っていて出船確定まで行っていない外川 孝進丸さんに、「お客さんで出船が決まります! 」って回答を期待して電話してみると、
うぞっ「金曜日、アカムツ出ます? 」
女将「出ません!ごめんなさい 」
ガーン。即答でした><
釣れていないのでお客さんも来そうになく、既に出船しないことが確定したそうです。当然波崎とか周囲の船もアカムツ船が出るのは休日のみでヒラメ、ヤリイカばかり。一年前はなんとか政勝丸さんには乗れたのに、本当に釣れてないんだな。
釣り物 (つりもの:釣り船で掲げる目標とする魚種や釣法で、もっとも本命とする魚の名前の場合が多い。例としてマダイとか根魚五目等) 難民。どうする?
天婦羅最高だったカマスとか瞬殺で終わったみたいだし、「悩んだ時のアジ 」が普通なんだろうけど・・・アジのせいで悩んだんだし・・・
そんな時の船釣り.jpってことで巡回すると、おっ塩焼きが絶品だったカイワリが午後船で釣れてる!
電話してみるとアマダイとのリレーも可能って事で自分向きだし、カイワリ・アマダイに落ち着きました。なんとも凄いブレっぷり。
お世話になったのは、宇佐美 治久丸さん。なかなか釣り物 (つりもの:釣り船で掲げる目標とする魚種や釣法で、もっとも本命とする魚の名前の場合が多い。例としてマダイとか根魚五目等) として見かけなくなったカイワリ釣りをアカムツと共に専門としてる宿です。
帰港後撮影
自分にしては珍しく去年11月の記憶が残っている段階での釣行になります。カイワリの塩焼き、美味しかったんですよね。
タックル (たっくる:釣竿やリール、仕掛けなどの釣り道具一式のこと) は、カイワリはFLビシ80/100号で変わらず、アマダイも80/100号ってことらしいのでタックル (たっくる:釣竿やリール、仕掛けなどの釣り道具一式のこと) は共有できますね。
アマダイの仕掛けはあったが、イシダイ五目でカイワリ用に作った仕掛けを何組か使っちゃったので心もとない。作らなきゃ!!
リレーなのでそこまで数はいらないし、結構残ってたので2組程さくさく作って追加し準備完了。
餌はGクリルが付いたけど、前回ちょっと足りなかった。アマダイとなると二本針で少し消費は減るのでたぶん足りるが、付け餌を気にするのはストレスなので途中の24時間釣具屋で予備を買って行きます。ちょうど運転休憩にいいくらいの場所にもあるし。
毎度カーナビの指示を途中まで無視して港に向かうぞと運転して、ただ今日はちゃんと指示してないか?と油断してたら、
「通行止めを検知したので、別ルートを案内します。 」
今までと違うタイミングで急に想定ルートと違うとんでもないつづら折りの山道を案内しはじめました。新手で攻めてきた。
どうも真鶴道路の工事を前回同様まだやってるらしく、今回も夜間全面通行止めらしい。
前は、横の下道を通ればよかったよね?少し距離が伸びて高低差と駅前を通るだけだったはず。
強行して前と同じルートを進もうと、真鶴道路の入り口に近づいても以前通った下道にルートが切り替わらない。
直前になって、「案内できる迂回路が見つかりません。車を安全な場所に停めて、ルートを確認してください! 」と見た事のないアナウンス。カーナビの反逆だ。いつも言うとおりにしないからすねたのか。
おいおい下道も通行止め?いやいや、ならさすがにだいぶ前から案内があるだろう。
フフッ、ただこんな攻撃、君を信じている人にしか効かない。
そのまま指示を無視して前回通った下道に入り、少し行った段階で想定ルートに案内が戻りました。
やっと意固地なカーナビも改心したみたい。
コンビニで買い物してすこし時間をつぶし、集合少し前に港に向かいます。
5時半集合で5時15分に船前に車を付け、聞くとお客が自分一人の大名釣り (だいみょうつり:高貴な方のごとく、至れりつくせりの釣りの事で、人数が少ない快適な釣りなども言う) みたいです。申し訳ないがポイントも近いし午後船も出てそっちは複数なので成立はするな。

この船はキーパー (きーぱー:竿を船に固定する道具。竿置き) とマグネットは備え付けです。

6時前河岸払い (かしばらい:船を離岸し、海に出る事) で、一路初島方向にゆっくりゆっくり進みます。大名釣りなので、しっかり燃費節約してもらった方がいい。

6時半ぐらいですかね~。前回より少し手前かな?おもり100号の指示です。
海からの日の出に癒されて、さぁカイワリ君よろしくです。

コマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) は前回同様ほとんど出さないでいい指示で、ビシは下を閉め、上を半分程度開ければいいそうで、自分は2周まわす用に1/3ぐらい開けて指示より少なめに制限します。水深100m。
一投目、下から8mまで探る指示が出て、着底して少し上げて仕掛けが落ち着いたらシャクリ (しゃくり:竿を上下して仕掛けや餌を水中で躍らせること) はじめ。しゃくって止めて少し待ち、しゃくって止めて少し待ちを繰り返します。
っと、いきなり竿先を上げる瞬間に重さを感じたら、なんかかかりました。暴れ方が、ん?カイワリとかタイ系ではないな?鋭さは少ないけど・・・
でもしっかりなんかかかってるな?途中も少し暴れるけど全然魚の想像さえできない暴れ方。
ゆっくり目に慎重にあげてみると、海面に見えてきたのは銀色ですね~
あ~小さいカガミダイのダブルでした。ん~小さい奴は味気ない感じなんですよね~元気だったのでリリース (りりーす:釣った魚を放流すること) 。
二投目、下から探って4mまでで竿先がククッっと来たのでそのまま軽く合わせると、少し暴れます。いい暴れ方だな~でも小さいな!
なんて上げてみると、小さめカイワリのダブルでした!幸先はいい!
すぐ船長が来て、写真を撮られて、「いいね~今日いいかもね! 」
同じようにやれば、続くでしょ!と即座に降ろして下から探り4mまで来たら、ほりゃ来い!って待ってても反応ないまま4m地点を通過し、結局8mまでを二周して回収。
付け餌残ってますね。ん~っ。前釣行も同じ感じだったね。続きそうで続かない。

その後は、サバフグの攻撃にあいました。
船長が、「海に戻さないでそこら辺に置いといて~ 」と放置すると後で船長が回収してました。食べるんですかね?
船長「フグがくるのはコマセ出し過ぎかもね~ 」ってことでさらに絞って、シャクリも穏やかにして・・
回収してもコマセ (こませ:魚を寄せたり、活性をあげるための寄せ餌のこと) が結構残ってるぐらいにしましたが、乗ったのはフグのダブル。
船長たまらずポイント移動。

今度は少しいいアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) で、ただちょっと鋭すぎない?って暴れ方だったのはキダイ。前回苦しめられた奴だ。

その後はサバフグにハリス (はりす:仕掛けの中で針が結ばれている糸。魚に警戒されないように最も細い糸を使う場合が多い) を切られるのも増え、もう一尾キダイが釣れて、う~ん、厳しい。
動かし過ぎなのかな~って今度は置き竿 (おきざお:竿を手に持たないで竿掛けなどに置いた状態でアタリを待つこと) にしてリールを巻いて止める、巻いて止めると手抜きにしてみました。
時間もだいぶ経ったから、もうアマダイでもいいな~と今度は置き竿 (おきざお:竿を手に持たないで竿掛けなどに置いた状態でアタリを待つこと) でリールの電動チョイ巻きで巻いて止める、電動チョイ巻きで手抜きまくりで棚をさぐってると、なんか乗りました。
カイワリ追加です。
それにしても、ちょっとカイワリの時間が長すぎないか?午前船だよね?
釣行予定にもカイワリ甘鯛って書いてましたし聞きに行くと、目をパチクリしてて、船長アマダイの事忘れてました。残り1時間。
ま~準備もしてきたからアマダイを1時間でもやるか!ってことで少し移動です。

とは言え港の方に向かって進みすぐ着いて、おもり100号水深90mで投入指示。
着底して、仕掛け2mの半分1m上げて状況を見ます。まずは誘い上げでって竿先上げた段階でアタリ (あたり:魚が餌に食いついた時に竿先が動くこと。魚信ともいう) があり、オリャ↑と軽い合わせて巻き上げます。
いい感じで暴れますが、鋭さがあり間隔が狭めの魚は軽い。ん~もうちょっと重みがあって休みが入ればな~。
案の定キダイです。
今度は少し暴れ方に重みがあります。で、でも鋭さと間隔はさっきと同じ。
キダイの良型 (りょうがた:大きなサイズのこと。「りょうがた 」もしくは「りょうけい 」と読む) です。
ん~こりゃ仕掛けが浮いてるのか?と0.6mと棚を低めに取ります。小突きも入れたりして魚の反応を見ますが、下の針の餌が擦れて取れてたり、棚を下げるとガンゾウビラメがかかったり、少し戻すとやっぱりキダイがかかったりと、厳しいですね。

時間もちょっとしかないしな~。調整間に合うかな~><
いろいろやって、0.8mの棚切りで小さめの誘い上げを繰り返す感じでやってる所で、船長から「仕掛けが上がったら片付けはじめてください 」と終了の合図。
11時、時間切れ!
この投入で終わりだな~っとゆっくりと誘い上げてるところで竿先が少しモタレ (もたれ:竿の先に伝わってくるわずかな重みや糸のゆるみ) ました。
あ、吸い込んだ!と、オリャ↑っと、ひとアワセ!
グン、よっしゃ!乗りました!
しかもいい感じでグッグッと竿先が入りますし、休みもします。
おっ、ギリ間に合ったんじゃない?
なんて感じですが、船長はなにか片付け中で見ていない。
ま~アマダイならバレ (ばれ:魚がかかったが逃げられること) の可能性も少ないからゆっくり対応すればいいかなと、手持ちでしっかり竿を立て暴れをいなしいなしゆっくり目に上げてると海面に見えてきたのは、
おおっ、ボチボチのアマダイ。
こりゃタモいるな!「船長~っ! 」と呼ぶと、「そのまま、そのまま~っ 」っと飛んできてタモ入れしてくれました。
ふ~っ。最後、滑り込みセーフですね。

忘れていた船長もホッとしてました。
写真を撮られて、片付けします。

治久丸HPより転載
写真の撮り方で甘鯛が巨大に見えますが、実際は43cmでボチボチ程度ですが、気分的には巨大です。一尾あるとなしじゃ大違い。
一人なので最終釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) と船中釣果 (ちょうか:釣れた魚の数) は、
カイワリ3、アマダイ1、キダイ7(カイワリ時2、アマダイ時5)、フグ7(船長へ、カイワリ時5アマダイ時2)、以下リリース (りりーす:釣った魚を放流すること) 、カガミダイ2、ガンゾウ1
フグはそこら辺に置いといて!と針を外して放置すると、循環水の関係で、こんな感じでハマってました。これを船長がバケツを持って回収!

アミエビ (あみえび:小さくてエビの形をしたプランクトン。コマセ釣りなど寄せ餌としてよく使う。より大きいものはオキアミと呼ぶ) のコマセは残ってると匂うんですが、港の船前に真水のホースがあって道具やカッパを洗えます。これは凄く助かる。車内での匂いもほぼなかったですね。



会計して、午後船のお客に頑張ってくださいと声かけて、急いで東伊豆を抜けます。
帰路は真鶴道路も通れて渋滞にはまらず帰れたと思いきや、最後自宅前の道路が水道管工事をしてて渋滞、そこで10分損しました。
カイワリは翌日以降に食べるので下処理のみ。
甘鯛は、半面は鱗を落とし、半面は包丁を入れる所だけ鱗を落として下して皮を引き、松笠揚げにします。皮を引いて残った身は毎度昆布締めになります。

半面は鱗付きの干物も有名ですが、自分は鱗なしの方がよかったので、今回も鱗なしの干物になりました。

キダイはゴマ漬けばかりも飽きちゃうので、どうせ油を使うならと、今回は小さい奴は天婦羅。丁寧に骨を抜いて食べやすくし、塩コショウで下味を付けたら、コツのいらない天ぷら粉につけて揚げるだけ。
サイズが良かった奴はカルパッチョも作りました。
松笠揚げは外さないですね。身側に小麦粉を付けて少し高温で揚げるだけですが、出来たら塩ふって、ビール片手に「うめ~っ 」揚げたてサクサクの食感と香ばしさがたまりません。あっと言う間になくなります。

それが終わってから、今度はキダイの天婦羅を揚げましたが、ほくほくで美味しい。ま~タイですからね。癖もなく上品な仕上がりで、次の日用も食べてしまいそうになりましたが、そこは我慢。

カルパッチョは、毎回ソースは味見しながら適当に合わせるんですが、少し檸檬香るソースはいい感じでした。かんたん酢だったので穀物酢とかのもう少しパンチがあっても良かったかもです。

釣り自体は、カイワリは最近何度かあったらしい午後の時合 (じあい:魚がよく釣れる時間) が午前にも訪れてウハウハを期待してたのですがダメでしたね。それでも3尾取れたし、アマダイはなんとか良型が間に合ったので、テクニック的な上達はどちらもなかったけど、厳しいながらボチボチの結果に落ち着いたって感じですね。カイワリが小さかったので、アマダイがなかったら寂しい感じだったですね。
アマダイさん、キダイさん、ごちそうさまでした。


















